全日本プロレスで、間もなく開催される春の祭典チャンピオンカーニバル
今年は既に発表済みの16選手により、全日本最強を決める筈でしたが、大会を目前に控えて Bブロックにエントリーされていた野村直矢が、左膝前十字靭帯断裂の重症を負ってしまい 無念のチャンピオンカーニバル不参加となってしまいました。
代替選手は後日発表とされましたが、今年の大会には懸けていた部分もあっただろうから、野村としてはさぞ悔しいでしょうね。
しかしレスラーである以上は、怪我は付き物なので、ここは気持ちを切り替えて、しっかり休み回復に専念して次の機会に備えるしかないですね。
そこで気になるのは、野村欠場によって枠が一つ空いたので、そこに誰が入るのか?という事でしたが、26日の新木場大会で、何と大森隆男がチャンピオンカーニバル出場に名乗りをあげました!!
そして27日 大森隆男の参戦が正式に決定しました。
おおっ
これは何という嬉しいサプライズ。
無念の欠場をしてしまった野村には、申し訳ないですが、大森出場は素直に嬉しいです。
ていうか大森も最初から出場選手に名を連ねていれば良かったんですが、そこは会社の方針か本人の意向だったと思うので、しょうがないですかね。
ともあれ大森は、2014年の覇者ですが、最後の出場は2017年なので、今年の出場は実に6年ぶりにもなります。
最近の大森の大人しさというか、不遇っぷりには、かなり物足りなさを感じていたので、自ら名乗りを挙げてくれた事が嬉しいですね。
これには現在、全日本に上がって三冠ヘビー級王座を巻いている同世代の永田裕志や、昨年GHCを巻いていた小島聡の活躍なんかが、影響しているのかも知れません。
もしそうだとしたら、それだけでも永田が全日本に上がり続けている意味があるというもの。
まぁ名乗りを挙げた意気は良いのですが、この日の大森は6人タッグ戦に出場しており、直接やられたのはパートナーとはいえ、大森は試合にはしっかり負けちゃってるんですよね。
その状況でチャンピオンカーニバル参戦表明しちゃう辺りが、大森らしいっちゃあらしいんですけどね。
でもチャンピオンカーニバルで勝てば何の問題もありません。
大森の躍進は、時計の針を逆行させる事になるかも知れませんが、やはり もう一度だけでも第一線で活躍する大森を見てみたいです。
新日本の永田や小島が、年齢に捉われない活躍をしている様に、大森にもノーフィアー頃の様な大活躍を今一度期待します。