またもや敗北のジェイ・・・新日本完全追放

新日本プロレスの米国・サンノゼ大会が、2月18日(日本時間19日)に開催され、つい先日ヒクレオに敗れてしまい、日本から追放される事になったジェイ・ホワイトが出場。

例え外国だろうと、こうやって新日本のリングに上がってくれる事自体ファンとしては、嬉しい限りだったのですが、ここでまたもや悲し過ぎる衝撃の展開が待ち受けていました。

 

ジェイ・ホワイト 新日本から完全追放・・・

余りにもショッキングな出来事でした。

 

ジェイはこの日 現在抗争中のエディ・キングストンと対決。

しかもルールが「敗者新日本追放マッチ」という とんでもないルール。

ヒクレオと日本で行った「日本追放マッチ」といい、何故こうも立て続けにこんなルールで決着を付けなくてはならないのか?

 

本当に誰も得をしない、空しいだけの非情なルールでの決着戦は、仮にジェイが負けた場合は、国内外を問わず すなわち日本プロレス界からの完全追放となってしまいます。

AEW所属のエディとこのルールで闘う意味も良く分かりませんが、明らかにジェイだけのリスクが高過ぎるこの一戦だけは、ジェイに勝利をして欲しいと・・・すがるような気持で、この試合を見ました。

 

その結果は、ジェイの敗北・・・

 

必殺のブレードランナーを決めた場面が絶好の勝機だったのですが、フォールに行く事が出来ずに、流れを止められるとバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーの連発から、投げ捨て式ハーフネルソンスープレックス、更にはノーザンライトボム2連発の波状攻撃を受けて遂に撃沈。

この瞬間ジェイの新日本での歴史が、終焉を迎える事になってしまいました。

 

2015年に青い目のヤングライオンとして新日本に上がる様になり、8年の月日が流れましたが、ヒールという立ち位置ながらジェイは、間違いなく新日本のこの8年を支えてきた立役者の一人でした。

こんな形での別れとなってしまいましたが、ジェイの事はこれまでずっと応援してきたし、今後ジェイがどこに戦場を変えようとも応援し続けます。

ジェイならば、どこのリングでも強烈な存在感を示す事でしょう。

 

気になるのは、ジェイが去った後のバレットクラブですが、だれが新たなリーダーとなりチームを引っ張っていく事になるのか?

最後に背後からジェイを襲撃したデビット・フィンレーもどう動くのか気になるし、以前からジェイに反旗を翻しそうだったEVIL率いるHOTの存在も気になる所。

ジェイが日本に来なかった時期に、自分がバレットクラブの新リーダーになると宣言していたエル・ファンタズモも最近は、普通にヘビー級選手にも勝っているし気になる存在です。

ジュース・ロビンソンやKENTAの動向にも注目が集まりますね。

 

今後のジェイの行き先は当然気になりますが、同様にバレットクラブの行く末も物凄く気になります。どうなってしまうのでしょうか?

 

しかし追放マッチなんてのは、本当に今回限りにしてほしいですね。

事前に他団体移籍が決まっていたのだとしても、このルールは観ていてなかなか辛い物があります。

 

ジェイがこれから何処のリングに立つかは分かりませんが、どこのリングに行っても本当に頑張ってほしいです。 強くて巧いジェイ・ホワイトは、選手層の厚い新日本においても一際目立った存在だったし、バレットクラブの歴代リーダーの中でも”最高”の選手だったと思います。

これからジェイが、新日本のリングで観れないのは悲しいですが、違うリングで大活躍するジェイに期待するとしましょう。

ジェイには、8年間も新日本に上がり続けてくれて 今まで”ありがとう”と言いたいです。

 

でも「追放ルール」なんてのは、知らないフリしてしれ~っと新日本に帰って来ても良いんだけどね。 実際に過去には、色んな選手が色んな事をやらかした前例もありますから。

 

負けたら即引退で、負けたのに引退しなかった橋本真也

ムーンサルト封印マッチで負けたのに、直ぐに封印を解いた天山広吉

ジャーマン封印マッチで負けたのに、同じ様に封印を解いた中西学

髪切りマッチで負けたのに、毛先数cmだけ切った長州力

髪切りマッチで負けたのに、子分の邪道外道の髪を切らせた冬木弘道

 

他にも例を挙げたらキリがありませんが、どの選手もファンに愛された選手ばかりです。 こう言う時こそプロレスの持つグレーゾーンをフル活用しても良いのでは??

ダメ?