自身のキャリアの中でも最大と言っても良い程に、世界的な注目を集めている 1.4東京ドームでのケニー・オメガとの一戦を控えたウィル・オスプレイですが、何かと話題を振りまいている選手だけに、色々とオスプレイの近況を気にしている人も多いかと思われます。
というのも新日本プロレスは、所属選手の1月が契約更改の時期なので、選手の離脱があるとすれば この一月なんですよね。
試合ごとやシリーズ契約をしている外国人などは対象外ですが、基本的には新日本プロレスと選手契約を交わしている選手にとっては、残留か退団か・・・ギャラアップかダウンか・・・これからのプロレスラー人生を左右しかねない大事な時期でも有る訳です。
ファンからすれば
今年も誰か退団する選手が居るのかな?
あの選手だけは退団して欲しくない・・・
あの選手は退団して欲しい・・・
なんて色んな考えが、ファンにとっても渦巻く季節です。
そんな状況下で、以前にバックステージで、オスプレイが新日本退団を仄めかしていたのは、まだ記憶に新しい所でしょう。
オスプレイは外国人と言っても 新日本プロレスと正式に選手契約を交わしている新日本の所属選手。 扱いの上では、所属の日本人選手と何ら変わらないので、オスプレイが新日本を退団してしまうのでは?と懸念していた人も多いでしょう。
オスプレイと言えば、元IWGP世界ヘビー級王者にして 現USヘビー級王者。そしてユナイテッド・エンパイアの中心人物であると同時に、新日本の中心人物の一人でもあります。
そのオスプレイが、新日本を辞めるとなったら 新日本にとってもファンにとっても大打撃なのは、間違いありません。そのショックも計り知れないでしょうね。
でも取り敢えず今年は大丈夫です。
契約はあと一年残っています。
新日本は以前の大量離脱時の教訓から選手の確保の為に、複数年契約を導入して、オスプレイとは2019年に5年契約を交わしているので、2024年1月まではオスプレイは新日本の契約選手である事は間違い有りませんので。
じゃあ 退団も辞さない発言をした位なんだから 来年1月に契約も切れるし辞めるつもりなんじゃないの?
こう考えてしまうかも知れませんが、オスプレイはこの時期にあえて新日本への思いを口にしました。
「この人達が居たからこそ、俺はスターになれた」
「俺の心は新日本にある。」
ヒールという立場にありながら、悪態をつく事も有る今のオスプレイがこんな言葉を口にするとは思いもしませんでした。 イギリスでやっていた頃から新日本に憧れ、オカダ・カズチカに誘われ新日本入団の夢をかなえたオスプレイ。
今でも新日本への思いは変わる事無く、関係者や周囲の人達に感謝の意を示しつつも 自分の心は新日本に有る事をハッキリと言ってくれました。
この一言に、新日本ファンは安堵したでしょう。
世界最高のレスラーに数えられる事もあるオスプレイを新日本は、絶対に手放してはいけません。 あれだけ高水準の試合を出来て、人気もあって、新日本に対して強い思いを持ってくれている選手を手放すのは、間違い無く新日本にとって大きな損失。
おそらく今年末から、来年初頭にかけてオスプレイの進退問題について様々な噂や憶測も飛び交うかもしれませんが、個人的にはオスプレイは来年も新日本と契約を結んでくれると思っています。
広い海外を自分の足でサーキットするのは、それだけでも大変な労力を要するので、巡業バスで移動できる新日本は、選手にとっても負担が少ないので、その点もオスプレイにとってプラスに働いている様です。
何よりオスプレイは、新日本での闘いに誇りを持っている。
そう信じています。
「俺の心は新日本にある。」
この言葉を信じています。