10月1日に死去した アントニオ猪木さんの四十九日法要が、11月24日 神奈川・横浜市鶴見区にある曹洞宗大本山総持寺で執り行われ、そこでちょっとしたハプニングが有りました。
プロレス界のレジェンド中のレジェンドの法要には、多くのプロレスラーも参列。
猪木さんの直弟子の藤波辰爾、小川直也氏、藤田和之をはじめとして
新日本プロレスから永田裕志、小島聡、鷹木信悟
全日本プロレスから諏訪魔、宮原健斗、青柳優馬、ジェイク・リー、ヨシタツ
ノアから杉浦貴、拳王、清宮海斗、稲村愛輝
メジャー3団体から「納得の選手から意外な選手まで」なかなかバラエティに富んだ選手達が、冥福を祈る為に集まったのですが、創始者である猪木の法要なので、新日本の選手にはもう少し参列して欲しかった気もしますが・・・猪木と縁も所縁も無いノアの選手達が4人も来ていたのには、少し驚きました。
まぁ色々な事情があるので、参列出来なかった人が居るのも しょうがないと思いますが・・・
しかし この法要も猪木さんらしいと言うか・・・開始前に、まさかのハプニングが起きていました。
この日の法要は13時40分からの予定で、受付開始時間が13時となっていたのですが、まさかの連絡ミスで新日本、全日本、ノアの3団体の関係者にだけ集合時刻11時と伝えられていたそうです。
なんで プロレス団体にだけ連絡ミスするの・・・?
でもまぁ こんなハプニングをストーリーに昇華させるのもプロレス。
本来の予定よりも2時間も早く集まってしまったレスラー達は、喫茶店に入店してチャーハンを食べてコーヒーを飲んで雑談をしていたという 何とも豪華な食事会が急遽開催?されました。
団体の垣根を越えて レスラー達が一堂に会して食事会をするというのは、何か良いですよね。
ノアのGHCヘビー級王者・清宮は
「プロレス業界みんなで集まって喫茶店でコーヒー飲む時間、普通はないじゃないですか。巡り合わせてもらった時間だと思って楽しみましたよ」
と語っていましたが、この場で何を話したのかが非常に気になる所。
それぞれの近況を語ったり、プロレス界の未来を語り合ったりしたのでしょうか?
何か夢がありますね。
この時たまたま自分が、この場に居合わせたら耳をダンボにして、2時間喫茶店に居座っていたのは間違いないです!!(笑)
結局3団体関係者が、本来の予定よりもかなり早く集合してしまった為に、13時前に会見が前倒しで行われ、ちゃんと伝えられていた時間通りに到着した筈の藤波が、全体撮影に間にあわずに、何故か遅刻したみたいになっていたのが気の毒でした。
藤田に至っては、14時集合といわれていたそうで、法要の開始時間にまで間にあわない始末。
何このガバガバな連絡・・・
担当者なにやってんの・・・?
早く来すぎた人達も 遅刻した人達にも一切の非は無いだけに ”振り回された感”は強いですが、アントニオ猪木と言う人は、最後の最後まで仕掛けるのが好きな様で、ハプニングだらけの法要というのも実に猪木らしいです。
(これは猪木のせいじゃないんだけど)
連絡ミスによるハプニングではありますが、3団体の選手達がせっかく2時間に渡って雑談しながら食事したのだから、願わくば今後に繋がる”何か”があれば良いんですけどね。
少なくとも こういう流れになっただけで、ファンとしては夢をみてしまいます。
きっと猪木さんが、導いてくれたのかも知れませんね。
天国から「ムフフ」と笑いながら見守ってくれている猪木さんの姿が、目に浮かぶようです。