ノアの来年1・1日本武道館大会では、グレート・ムタvs中邑真輔に大きな話題が集中していましたが、ここで再びサプライズの追加カードを発表してきました。
GHCタッグ選手権
杉浦貴&小島聡vs丸藤正道&KENTA
ここにきてまさかの丸KEN復活!
23日の代々木大会では、6人タッグながらも丸藤は、タッグ王者の杉浦に変型回転エビ固めで、技ありのフォール勝ちを収めると 杉浦&小島の持つGHCタッグ王座に挑戦表明。
ここまでは当然の流れですが、驚いたのはこの後・・・「パートナーはKENTAだ! タカ&サトシ対丸KENだ」と丸KENの復活を表明。
元日の日本武道館大会での挑戦が決まった。
これは正しくサプライズです。
確かにKENTAは、元ノアなのでノアに対しては退団したとは言え、特別な感情もあるでしょう。
退団後もWWE所属でありながら 特例的に丸藤の20周年記念大会に、出場した事もあるし、新日本に主戦場を移してからも今年の1月にはノアに参戦しているし、新日本とノアの対抗戦の際には、立ち位置はノア側でした(欠場になったけど)
それだけにKENTAのノア参戦というだけなら、そこまで特別な事では無いかも知れませんが、丸KEN再結成となると話は変わってきます。
しかもタイトル挑戦となると期待感も倍増ですね。
この2人が最後にタッグを組んだのは、KENTAのノアラストマッチとなった2014年の5月で、最後という事でユニットの垣根を超えたタッグでした。
本格的に組んでいたのは、共にJr.ヘビー級で活躍していた2000年代ですが、その後は2人ともヘビー級に転向して、所属ユニットも違う事から丸KENタッグは、休止状態となってしまい、KENTAのノア退団により、丸KENタッグはもう見られない物だと思っていました。
初代GHCJr.タッグ王者として9度の防衛を果たした彼らは、人気実力共にプロレス界でもJr.ヘビー級トップクラスのチームでしたが、KENTAが新日本を主戦場に選んだ以上は、なかなか その機会は訪れないだろうなとは思っていた所で、このサプライズ。
ムタvs中邑のドリームカードを仕掛けてきた所で、今度は丸KEN再結成を投下してくるとは、最近のノアは色々と動きが活発になっていて目が離せなくなってきています。
これはカードの面白さだけではなく、試合内容でも勝負できるカードなので、約8年半の空白の期間を経て再結成される丸KENを観る為に、またチケットも動くでしょう。
新日本との興行戦争もまだまだ行方が分かりません。
かつてはイケメンタッグと呼ばれ 共に20代だった丸KENも 現在は共に40代。
例え年齢を重ねようとも円熟味や存在感をまして面白い試合を出来るようになるのが、プロレスの面白い所なので、40代となった丸KENの”今”を存分に見せつけて欲しいですね。