驚きのニュースが飛びこんできました。
グレート・ムタのファイナルマッチに決まっていた 来年1月22日の横浜アリーナ大会に、何とムタのかつてのライバルである スティングの電撃参戦が決定しました。
いやぁ これには驚きました。
ムタの歴史を知る者としては、ムタが米メジャー団体NWA(WCW)で成りあがったのは、ムタの才能や努力が有ったからなのは当然の事ですが、そこには好敵手スティングの存在があったからと言うのも、一つの要因だったのは言うまでも有りません。
ムタが1990年に凱旋帰国を果たしてからも、何度か来日したスティングと対戦する事も有れば、ペイントをした武藤敬司がスティングと豪華タッグを結成した事もありました。
時には対角線に立ち競い合い、時には同じコーナーに並び立つ事も有った2人は、正に日米を股にかけたライバル同士だったのです。
スティングの来日が途絶えてから かなり久しいですが、60歳を越えたスティングが来日するとは、思いもしませんでした。 しかもノアに!
実際には、ラストマッチのカードはまだ未定ですが、この流れからしてムタとスティングがタッグを結成するのは間違いないでしょう。
常々 もう一度だけでもムタ&スティングのタッグを観たいと思っていたので、これはノア頑張った!と拍手したい気分です。
そもそもスティングが、ムタのファイナルに花を沿える流れとなったのは、AEWでバディ・マシューズに襲われそうになっていた スティングをムタが救出に現れたのが始まりです。
毒霧噴射でマシューズを撃退したムタは、スティングと抱擁を交わして、まさかの合体を匂わせる展開に。
ムタがAEWに現れたのも凄い事ですが、ここに来てスティングとムタの再開はムタファンとしては、超がつくサプライズ。
この2人の合体で思い出されるのは、やはり1992年の東京ドームでのvsスタイナーブラザーズ戦。
あの時は、ドームと言う最高級の舞台も相まってか、プロレス界でも屈指の華を持つ2人だけあって、物凄いキラキラしていた 正にスーパードリームタッグでした。
まぁ試合内容に関しては、残念ながら期待していた物にはなりませんでしたが、ムタとスティングが初タッグ結成と言うだけで、物凄い価値があったし、立っているだけで絵になっていました。
その2人が、30年ぶりに日本でタッグ結成となったら興奮せずにはいられません。
お互いに、あの頃とは見た目が随分と変わってしまいましたが、例えおどろおどろしい姿に変貌していようと、年齢を重ねていようと、生まれもっての華が変わる事はありません。
今からムタ&スティングの合体が楽しみです。
あの頃とは、見た目もファイトスタイルも大きく変わった両者が、30年の時を経てノアのマットで、どんな絵を描いてくれるのか?
贅沢は言いません、超カッコいい入場が観れれば、それで良いです。
そして もう一つ欲を言うなら、30年前にも見せてくれたダブルのフェイスクラッシャーを見せてくれたら、もう言う事ありません。