今年に入り、IWGP世界ヘビー級を失いタイトル戦の中心からは離れてしまった鷹木信悟ですが、それでも話題から外れる事はなく現在はKOPW保持者として常に話題を提供し続けています。
ここいらは鷹木信悟の凄い所ですが、ここに来て一つKOPWについての問題提起を投げ掛けました。
タイトルの象徴であるトロフィーのリニューアルです。
と言うのもKOPW保持者に進呈されるトロフィーのサイズは、片手でも軽々と掲げる事の出来る位の小さな物なので、もっと権威のありそうなサイズと豪華な物に差し替えろと言う会社に対しての要求です。
これは鷹木に全面的に、同意です。
確かにKOPWトロフィーは初めて観た時は「ちっさ!」と思いましたが、会社としてもIWGPのタイトルとは別路線として そこまで力も入れていなければ、お金をかける気もなかったのでしょうね。
しかし近年は、タイトルの象徴だった矢野通から現保持者の鷹木をはじめ、タイチ、鈴木みのる、オーエンズなど色々な選手がKOPWを保持するようになり、鷹木vsタイチなんかは主要大会でメインを張る程の注目を集めています。
それなのに扱い的には、決して良いとは言えないKOPW。
鷹木は5月にドラディションに参戦していますが、同大会に参加していた棚橋弘至は当時保持していたIWGPUSヘビー級を持ってきたにも関わらず、鷹木の手にはKOPWトロフィーはありませんでした。
会社の管理タイトルは会社側で管理、運搬するそうなのですが、US王座だけを持ってきてKOPWは持ってこないと言う この扱いの違いに、鷹木は不満を感じたそうです。
そりゃあ今現在 KOPWを盛り上げる為に頑張っている鷹木からすれば、面白くないのは当然ですよね。
「あれを欲しいって選手がどこにいるの?」と問題提起していたように、確かに新日本がこれからもKOPWを継続していくのであれば、他団体の選手も羨むようなトロフィーを作ると言うのは良いと思います。
その方が、タイトルの権威も上がるしし、日本一のメジャー団体のトロフィーとしては、イマイチ格好つかない部分もあるので、やっぱりもう少し豪華なトロフィーは作るべきでしょう。
一番の問題は、新日本がKOPWのタイトルを軽視していると言う事でしょうか。