TAKAみちのくのジャストフェイスロック

TAKAみちのくの絶対的必殺技と言えば 間違い無くみちのくドライバー2でしょうが、TAKAは無闇やたらに、大技を出すプロレスを良しとせず、小技や基本技を大事にする美学を持っているので、みちのくドライバークラスの必殺技は、本当の大一番でしか出す事はまずありません。

それ以外の試合のフィニッシュとなると その大半がジャストフェースロックでしょう。

うつ伏せの相手のサイドから 両足を前に投げ出す形で、フェースロックを極めながら後方に絞め上げる技。

形としては、腕を極めないナガタロックⅡの様な形ですが、両腕がフリーとなっている分だけ、ロープまで這っていかれやすいデメリットは確かにある物の 腕を極めない分だけ相手の上半身を後方に大きく仰け反らす事が出来るので、まるでキャメルクラッチの様な効果も得られるのが特徴。

そして ロープに逃げられそうになった際のムーブが大好きなんですが、ロックを外さずに技を掛けたまま相手の身体を乗り越えて回転して、その勢いで相手を転がす事でロープとは違う方向に向かって技を掛ける事が出来ます。

これも相手の片腕を両足で、ロックしていないからこそ出来る事ですよね。

 

相手がロープに逃げそうになる度に、これを無限に繰り返すハメ技をやっちゃえば、TAKAの勝利は確定ですが、さすがにそんな事はTAKAはやりません

こんな事をやっちゃったら間違い無く 対戦ゲームでハメ技ばっかりやって 同級生から嫌われて誰も対戦してくれなくなった子供の様に、TAKAもレスラー仲間から嫌われますからね(笑)

 

ぼっちになるのが嫌だったら、せいぜい2回位が良い所でしょうか。

まぁ そんな話以前に、しつこいだけの技は面白くないプロレスになっちゃうんですけどね。

 

それはさておき このムーブも含めて技の入り方の全てが 計算された動きでなので非常に美しく大好きな訳ですが、ジャストフェースロックに入るTAKAの一連の動作は、芸術的ですらあると思っています。  

この技を見ればTAKAみちのくが、如何にプロレスの達人であるかが分かるんじゃないでしょうか。

 

ジャストフェースロックは要約すると「普通の顔面絞め」なんですが、実際には顔面では無く 首でフックをする事も多く スリーパーホールドとキャメルクラッチの複合技の様になっている事も多々あります。

 

どっちでも結局は、めっちゃ効きそうなんですけどね!!