この度 新日本の常連外国人チェーズ・オーエンズの契約更新が報道されましたが、これは新日本ファンにとっては朗報ですね。
細かい契約内容こそ明かしてはいませんが、オーエンズは現在31歳で「この契約が終わる頃には40歳近くになってるだろう」と発言している事から恐らく7~8年の長期契約をしている物だと思われます。
過去に人気外国人のマイケル・エルガンが、2年契約をしたと発表した事がありますが、今回のオーエンズは、それを遥かに上回る長期契約なので、少々驚いています。
退団していく外国人も多い中、このコロナ禍で不平不満も言わずに、新日本を選んで来日してくれる事は新日本ファンとしては有難い事ですし、オーエンズにはもっと報われて欲しいと思っています。
地味ながらも実力は確かですが、一方で人気が有るかと言えばそこまででも無い・・・新日本は意外とオーエンズを高く評価しているんですね。
まぁ そりゃあトップスターばかりでは無くオーエンズの様なレスラーも組織としては絶対必要ですからね。
でも それならそれでオーエンズには、もう少しチャンスを上げて欲しいです。
2021年にようやくG1初出場を果たし 成績は”2勝7敗”とイマイチ奮いませんでしたが、その内の一勝は何とIWGP USヘビー級王者の棚橋弘至から値千金の金星。
その結果から 棚橋のUSヘビー級王座に挑戦する流れが完璧に出来上がっていたのに、G1後のシリーズで、同じバレットクラブのKENTAと棚橋の間に遺恨が勃発して KENTAもUSヘビー級挑戦をブチ上げてしまいました。
本来の次期挑戦者だったオーエンズとの間に、少し不穏な空気も流れましたが、ここで人の良いオーエンズは「お先にどうぞ」とばかりに、挑戦権の順番を先にKENTAに譲ってしまいました。
オーエンズ良い人過ぎるだろ!!
挑戦の順番を譲っただけなら まだ良いとしても棚橋vsKENTAの一戦はKENTAが勝利し USヘビー級王座を奪取した事で、同門のオーエンズの挑戦は消滅?してしまいました。
元々は棚橋に勝った実績で、棚橋への挑戦だったので、王者が変わった以上は「あれは無し」なのか??
そもそも同門対決での王座戦は、そうそう組まれる物ではありませんからね・・・
オーエンズの人の良さが、完全に裏目にでちゃいました。
しかし2022年に入ると棚橋は、KENTAとの壮絶なリマッチを制してUSヘビー級王者に返り咲きました。 これはオーエンズにとっては思わぬ追い風かも・・?
オーエンズの挑戦の話はまだ生きてますよね?
少し期待しているんですが、現在の所 オーエンズの挑戦はまだ発表されていません。
第10代王者だった棚橋に勝った事で一度は挑戦権を得た訳ですが、それは第12代王者の棚橋には適用されないんでしょうか??
今の所は無かった事になってます。
だとしたら オーエンズはメチャクチャ損してますよね。 ああ・・・KENTAくらいの図々しさがオーエンズにもあれば・・・
この御時世に新日本を選んでくれたオーエンズに、例え王座奪取は無理だとしても王座挑戦の晴れ舞台位は用意してあげて欲しいです。
華が無いだのなんだの言われては居ますが、今の反則三昧が横行する新日本においてオーエンズの様なレスリングで、きっちり試合を見せれるレスラーは、今の新日本にこそ絶対必要です。
そんなオーエンズは、もっと報われるべきなんです。