1.16 NOAHの仙台サンプラザホール大会で、団体最高峰のGHCヘビー級戦線に、遂に最強の外敵が名乗りを挙げてきました。
この日は王者・中嶋勝彦にマサ北宮が挑戦するタイトルマッチが組まれ、お互いの事を良く知る者同士の健介オフィス出身の2人は、熱戦を展開。
一進一退の攻防の中 北宮がラリアートから必殺のサイトースープレックスであわや!の場面を作った物の 中嶋は強烈なハイキックや顔面蹴り、馬乗エルボーなど、強烈な打撃から、ヴァーティカルスパイクで3カウントを奪取し、V4に成功。
ここまで強豪相手の連続防衛は、王者としての安定期に入ったと思われます。
ここで試合後、花道に姿を現したのは〝野獣〟藤田和之。
藤田は中嶋が掲げるベルトを舌舐めずりしながら、何も発言する事なく長時間見つめるだけで、無言のまま引きあげていき、藤田の真意は語られませんでしたが、これはどう見ても挑戦表明。
藤田が中嶋の持つGHCに、狙いを定めたと言う事です!!
かつて各団体に参戦し
新日本でIWGPヘビー級を3度
IGFでIGF王座
リアルジャパンでレジェンドチャンピオンシップ
そしてNOAHでは、GHCナショナル王座を奪取して来た最強外敵が、遂にNOAHの最高峰にまで手を伸ばして来ました。
これは楽しみな展開。
中嶋は「藤田。何も語らないで帰っていったけど、このベルトが欲しいんだろ。やってやるよ」と挑戦を受諾した事で、藤田の挑戦は決定的と言っても良いでしょう。
ゴリラ並みの頑丈さを持ちながらMMAの技術も併せ持つ藤田と、業界屈指のストライカーである中嶋のシバキ合いは、想像しただけでゾクゾクする一戦です。
中嶋vs藤田とは、NOAHも超・刺激的なカードを切ってきたもんです。
「ノアは大丈夫だ。俺がいる」と言う中嶋は、NOAHの中心として頼もしい存在です。
でもこの王座戦は、中嶋に防衛して欲しいと思う一方で、藤田が王座を奪取して今後NOAHの選手が藤田に挑んでいくと言うストーリーを観てみたい・・・と言う願望も有ります。
でも外敵王者に挑みまくる展開は、NOAHでは散々やってきたから飽食気味かな?
仮に藤田が王座を奪取したとしたら、拳王は藤田にGHCナショナル選手権で貸しがあるし、同門の中嶋の仇討の意味で挑戦しても面白そう
丸藤正道と藤田の闘いなんかも刺激的ですよね。
今後の展開的には、藤田奪取の方が面白そうですが、個人的には中嶋に勝って欲しいと思う自分が居ます(笑) 複雑!!
でも どちらが勝つにせよ凄い試合になるのは、間違いありません。
それにしても一昨年の潮崎豪戦と言い、藤田は無言でにらみ合いのアピールが好きなんですかね?
まぁ 緊張感は漂うけど。