対抗戦に向けてもっと煽るべき

2間もなく2022年になろうとしていますが、プロレスファンにとっては目が離せないビックイベントのラッシュが年が明けると同時に始まります。

1日には、いきなりNOAHの日本武道館

4日と5日は、新日本の東京ドーム

そして8日には、新日本vsノアの対抗戦である横浜アリーナ

 

両団体供に、8日の対抗戦は気になると思いますが、そこに至るまでの武道館や東京ドームでどういった流れになるのかも気になる所でしょう。

先に行なわれる大会での結果で「対抗戦の時点で誰が王者なのか?」とかは、対抗戦に大きく影響するのは間違いないので、試合結果は当然として・・・個人的には選手のコメントの方も物凄い気になっています。

 

と言うのもこの対抗戦に向けて選手達の「煽り」がまだまだ足りないと思っているからです。

何の前触れもストーリーも無く 唐突に始まったこの対抗戦は、楽しみではあるんですが、そこに至るまでの過程が0だったので、やはり対抗戦をもっと盛り上げる為には、煽り文句と言うのは必要になって来るのだと思います。

度を過ぎた挑発や 下品な挑発は少し遠慮して欲しいですが、プロレス的な挑発は、もっともっとするべきじゃないでしょうか?

 

勿論 既に相手の団体に向けて強烈な煽りをしている選手も居ます。

 

オカダ「メジャーリーガーが中学生の野球に興味ありますか?」

鷹木「動員の低いノアとやっても新日本にはメリットは無い」

中嶋「鷹木には怖さは感じない」

潮崎「差を思い知る事になるのはあちら」

一部の選手の要訳したコメントではありますが、大体こんな感じです。

自分達の方が上だと言うプライドは、見えるコメントですが、まだ足りないと思います。

  

唐突に始まった対抗戦をもっと盛り上げるには、”言葉”は大事になってくるので、もう少し多くの選手がもう少し過激な”煽り”を入っても良いんじゃないかな?とは思います。

その方が選手もファンもヒートアップ出来るし、応援にも力が入ります。

昔みたいに、ファン同士の殴り合いにまで発展しちゃうのは、もっての外ですが”交流戦”ではなくて”対抗戦”と言うのなら もっと殺気を全面に押し出すべきでしょう。

 

新日本vsUインターみたいに結果的に、本当に団体が潰れるまでやっちゃうのは困りますが、観ている側に「負けたら団体は終わり」と思わせる位の危機感は煽って欲しいですね。

 

普段は口が達者な、内藤哲也や拳王あたりが大人しいのは意外ですが、いざ試合が始まればそこはバッチバチにやりあってくれるでしょう。

でも やっぱり対抗戦が始まるまでの数日間で、SNSを使うなり試合後のバックステージで発言するなりして、もっと対抗戦ならではの危機感を煽ってくれる事を期待しています。

 

もちろん 感情に任せた単なる文句では無く・・・そこに相手や団体に対するリスペクトが有った上での煽りで有る事が今の時代は大前提なので、越えてはいけない一線というのは有りますが、最低限のルールを守っての煽りで対抗戦を盛り上げる事が出来たのなら、対抗戦が一段落した時に、武藤敬司の言う「ハッピーな対抗戦」だったと言えるかもしれません。

リスクを背負って対抗戦をする以上は、やはり両団体にとってメリットがなくては何の意味もありませんから、その為には対抗戦をもっともっと盛り上げるしかありません。