永田裕志のサンダーデスドライバー

サンダーデスドライバー

何とも凄い技名ですよね。

 

永田裕志が2004年のG1クライマックス公式戦で、勢いに勝る柴田勝頼を撃破した際に初公開した技。

要は、旋回式の垂直落下式ブレーンバスターなのですが「ああ今度はツイスターを使いだしたのね」と思ってしまいました。

ある程度はしょうがない事ではあるんですが、当時の永田は、とにかく誰かの必殺技を使用する事が多く パクりだの青魔道士だの、そりゃあ酷い言われようでした。

 

しかし この技自体は良い技なんですが、永田に垂直落下式の技は余り似合わない気がしてたんですよね。

永田ほどのテクニックの持ち主なら、安易に垂直落下式なんかに走らないで、ナガタロックシリーズなり、新たなスープレックスを考案するなり、違う方向性の技を開発して欲しかったと言うのはあります。

 

しかも永田の旋回式は、微妙に旋回が少ない!

どうせやるなら、360°は回って欲しいんですが、酷い時は45°位しか旋回しない時もあり、もはや旋回とは言えない時も多々ありました。

旋回しないけど旋回式垂直落下式ブレーンバスターってどうよ!?…と突っ込むのは野暮ってもんでしょうか?

 

この柴田戦以降は、フィニッシュになる事も余り無く(Jr.ヘビー級や明かな格下のみ)G1後に、再び柴田と合間見えた際には、再現を狙ってサンダーデスドライバーを繰り出すも、今度はカウント2で返されてしまいます。

 

永田の必殺技としては、残念ながら全く定着しませんでした。

イメージじゃないから、これはしょうがないですかね。