ファンタズモがバレットクラブリーダー宣言?

11月29日 新日本プロレス後楽園ホール大会で、現在開催中のスーパージュニア公式戦が行われ エル・ファンタズモが、高橋ヒロムを撃破し待望の3勝目を挙げた。

開幕から低空飛行が続いていたファンタズモとしては、ようやく調子が戻ってきた感じですが、ここで前年度覇者のヒロムを撃破したのは、かなり大きいですね。

 

この試合はサドンテスを巡る攻防が、一つのポイントでしたが、有る意味一番の大きなポイントは、最近使い始めた歴代バレットクラブリーダーの技である スタイルズクラッシュから片翼の天使を狙った際に、何故か技に入るのをためらうシーンがありました。

そのせいでヒロムの反撃を許してしまう物の 最後はスキを突いてのサドンデスを炸裂させて値千金の勝利を手にした訳ですが、技をためらった場面は少し気になるシーンでした。

 

しかし その場面の真意は、試合後のファンタズモのコメントで、明らかとなります。 

「俺はたった今、ある事に気付いてしまった。バレットクラブの過去の亡霊の事は忘れ、バレットクラブのリアルフューチャーだけを見て進んでいくべきだってな。俺がこのスーパーJr.を制し、そのままレッスルキングダムに進む。ジェイ・ホワイト、もしお前がその舞台に上がらないというのなら…」

と何とも意味深な発言。

 

確かにジェイは、5月から来日が途絶えており、ファンも心配しているし ユニットのメンバーであるEVILやタマ・トンガ達も不信感を募らせている部分はありました。

そんな中でのファンタズモのこの発言。

もしジェイが、このまま日本に来ないのなら 自分がバレットクラブを仕切り、新たなバレットクラブを創造して行くと言う真意に他なりません。

 

3代目リーダーのケニー・オメガの必殺技の片翼の天使に入るのをためらったのも「バレットクラブの過去の亡霊の事は忘れ」と言う部分に直結しているのでしょうし 

「リアルフューチャーだけを見て進んでいく

ジェイ・ホワイト、もしお前がその舞台に上がらないというのなら…」

は明らかに、ジェイが居ないのなら自分が、バレットクラブのリーダーとして未来を進んでいくと言う事。

 

仮にファンタズモが、リーダーになる為に動くとしたら、EVILやタマの反応が気になる所ですが、その全てがジェイが再び新日本にやってくるかどうかに、懸っていますね。

長らく続くバレットクラブの内紛は、今までは静観していたファンタズモも加わって 更に大きく拡大して行きそうな予感です。