新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大を未然に防ぐ水際対策として、岸田文雄首相より外国人の入国を30日から禁止すると発表。
これに伴い スポーツイベントへの外国人参加がどうなるのか? 特に多くの外国人を招聘している新日本プロレスにとっては死活問題。
その中でも最も気になるのは、現在アメリカをメインで活動しているウィル·オスプレイでしょうか。
オスプレイに関しては、来年の1月5日の東京ドーム大会で、鷹木信悟vsオカダ・カズチカの勝者とIWGP世界ヘビー級王座を懸けて闘う事が決定済み。
乱立する3本のIWGP問題に、決着をつけるべく この3人のIWGPを巡る闘いは、これ以上の引き延ばしは許されない状況なので、だれもがオスプレイの来日を願っていたと思います。
東京ドームまで約一ヶ月の状況下で、このニュースを聞いた時には、ドーム大会はどうなるんだろうか?と不安になりましたが、新日本のアナウンスは早かった。
大張高己社長は「現状のルールでは定期参戦中の外国人レスラーの入国は、支障がない見込みです。あくまで新規入国が規制されていると。(定期参戦外国人レスラーは)日本で仕事を出来るビザの取り方をしているので、そういう人達は再入国扱いになると聞いている。これは外務省に確認してあります」と明言。
これを聞いてホッと一安心。
オスプレイも予定通りに来日し、東京ドーム大会でのIWGP挑戦も予定通りに行われるようです。
2021年に揉めに揉めたIWGP問題の決着の舞台で、東京ドーム2連戦のトリですから、オスプレイが来日不可になったりしたら ガッカリどころじゃありませんからね。
それにしても今回の新日本のアナウンスの早さには、少し驚きました。
メットライフドームでの飯伏幸太欠場に伴うメインのカードが、当日発表と言うとんでもない遅さだったのに比べたら、今回は入国規制の発表の翌日には、きちんとアナウンスを行っているだから素晴らしい進歩です。
さすがにメインのカードが、不確定では東京ドームの高いチケットを買うのも決断できないですからね。
この入国規制が今後は、どうなるかは分かりませんが、新規の外国人選手を招聘出来ないのは、しょうがないとしても常連組には取り敢えず影響が無いのは嬉しい限り。
1·5の東京ドームで、ようやく数ヵ月に及んだ 乱立するIWGP問題に決着です!