11月8日 新日本プロレスは、Jr.ヘビー級最強を決める祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の出場全12選手を発表した。
この日に出場が発表された12選手は
田口隆祐
マスター・ワト
YOH
ロビー・イーグルス(IWGPJr.タッグ王者)
高橋ヒロム(前年度スーパーJr.覇者)
BUSHI
エル・デスペラード(IWGPJr.ヘビー級王者)
金丸義信
DOUKI
石森太二
エル・ファンタズモ
SHO
1リーグでの総当たり戦を行い、決勝トーナメント無しの上位2選手が、12月15日両国国技館大会で雌雄を決する事になります。
以前から現IWGPJr.ヘビー級王者として エル・デスペラードは、全公式戦でメインイベントを要求していましたが、この日発表された10戦中メインは、6試合止まりでした。
まぁ その日のカードによっては、デスペラード絡みの試合が全戦メインになるのも厳しいかな・・・と言うのは確かに有りますが、現・王者として現在の新日Jr.をリードしているのは間違いなくデスペラードなんですから、会社はデスペラードの要望を聞いてあげても良かった様な気はするんですけどね。
今年のデスペラードの活躍は目覚ましく、飯伏幸太とのIWGP世界ヘビー級初代王者決定戦に出場など・・・ヘビー級選手の土壌に立って好勝負を繰り広げたかと思えば、本来の主戦場であるJr.ヘビー戦線では、2度のIWGPJr.タッグ戴冠
そして2度のIWGPJr.ヘビー級戴冠
これだけの実績を積み重ねているデスペラードは、欠場している事の多かったヒロムに代わり・・・いや 代わりと言っては失礼でしょうか
紛れも無く 新日Jr.を牽引していたと思います。
とにかく今年のデスペラードは、元々持っていたポテンシャルが大爆発したと言うか、不思議な色気とカリスマ性を備えている様な気がします。
王者が優勝と言うのは、月並みな予想かも知れませんが、優勝候補大本命でしょう。
そこに絡んで来るのは、前年度覇者のヒロム
石森、イーグルス、ファンタズモ辺りでしょうか?
3Kを解散して 悪の道を進み始めたSHOは、勝つ為には手段を選ばずに乱入・反則上等の構えを見せているので、相手としては注意が必要ですが、やはりJr.の祭典くらいは、後味の悪い結末だけは勘弁して欲しいですね。
一方そのSHOをターゲットにしている元相棒のYOHも、スランプから脱する為に何が何でも結果は残したい所でしょうから、一戦一戦が正に正念場と言えます。 YOHの奮起に期待です。
リーグ戦自体は、今から物凄い楽しみですが不満点は、何でIWGPタッグ王者のタイガーマスクが出ないんだ!!!と言う事
永田裕志からの指名でワールドタッグリーグの方に出場するのは分かってるけど、やはりタイガーとしては本来の居場所である Jr.ヘビー級を優先して欲しかった・・・というのは有ります。
勿論ワールドタッグに出るタイガーの勇士は、楽しみにしてるんですけどね。
何だかんだ言って、今年のスーパーJr.も例年同様 メチャクチャ楽しみにはしています。
デスペラードに王者として優勝して欲しいし
BUSHIもそろそろ初優勝して欲しいし
YOHも復活の優勝をして欲しいし
優勝して欲しい選手を絞れなくて困ってしまう そんなスーパーJr.が、11月13日にいよいよ開幕です!