10月14日の新日本プロレス 山形市総合スポーツセンター大会で行われたG1クライマックス公式戦ですが、シリーズ終盤にして今後の展開を左右する大波乱が起きました。
オカダ・カズチカvsタマ・トンガ
ここまで7連勝のオカダと、既に脱落の決定しているタマ。
タマには申し訳ないですが、普通に考えてオカダ勝利で、セミファイナルではジェフ・コブが勝利している為に、最終戦のオカダvsコブが全勝同士でリーグ戦突破を懸けた闘いになるのは、殆どの人間が思っていた事でしょう。
オカダとタマの通算対戦成績はオカダの4戦全勝。タッグでも一度もタマには敗れた事も無いし オカダからすれば、この試合は消化試合・・・そんな余裕がオカダには有ったのかも知れません。
しかし結果は、まさかまさかのオカダ敗戦
レインメーカーとガンスタンの切り返し合戦から、一転してタマが予想外のブラディサンデーで突破口を見出すや、今度こそガンスタンを成功させ 更にDSDに繋いで文句なしの3カウント!!
この予想外の結末に、場内騒然。
既に優勝戦線には関係の無い所に居たタマが、反則や介入なしの正々堂々のファイトで、絶好調のオカダを撃破したのです。
衝撃の結末ではありますが、留学生として野毛道場で汗を流したタマ・トンガの努力が実ったと捉えるべきでしょうか?
何にせよオカダは、ここで遂に一敗を喫した事で、得点的にはコブに劣っている事になりますが、最終戦でコブに勝ちさえすれば、同点になるので「同点の場合は直接対決で勝っている方のリーグ戦突破」のルールで、ギリギリでオカダがリーグ戦突破となります。
勿論負けるのは論外ですが、引き分けでも得失点差で駄目
オカダが決勝に進む為には、勝利こそが絶対条件。
コブにはメットライフドームでも敗れている為、リベンジと決勝進出を懸けた 又と無い絶好の機会ですが、今のコブを止める事は、容易な事では無いですよね。
果たして10月20日の日本武道館大会・Bブロック最終戦の行方はどうなる!?