9月4日のメットライフドームで組まれるSHO対YOHの遺恨清算マッチ。
YOHに見切りを付けたSHOの「裏切りのショックアロー」は記憶に新しい所ですが、あの事件以来 試合もせずにインタビューも断るなど、徹底して公の舞台に姿を現さなかったSHOが、遂にリングに立つ事になります。
そして早くもSHOとYOHの元3K同士のシングルマッチが組まれる訳ですが、この試合は非常に楽しみと言うか、今後の展開も含めて気になる所が多々あります。
まずはSHOは、コスチュームや髪型やフアイトスタイルに変化があるのか？
手っ取り早く今までとは違う自分をアピールする為に、ビジュアルは少なからず変えてくるでしょう。 ヒールターンした選手は、髪を染めるパターンは良く有りますが、SHOの場合は最初から金髪ですからね。
黒と黄色のイメージカラーを変えて来る可能性も有りますね。
ただ あのファミコン音源みたいな入場テーマ曲は、大好きなので変えて欲しくないです。
今まで通りCHAOSとして戦うのか？
あれだけの裏切りをしておいて、今更YOHと同じユニットに在籍する事はないでしょう。 YOHはCHAOSを出る気は無いと語っているので、SHOのCHAOS離脱が濃厚じゃないでしょうか？
個人的な予想としては、新興勢力で物凄い勢いがありながらも、現在はオスプレイとへナーレ不在で戦力ダウンは否めない感のある ユナイテッド·エンパイアが関わってくるのでは無いかと思っています。
かねてよりO-カーンは、Jr.の選手が欲しいと口にしていたので、充分に考えられる展開でしょう。
一方、激情型のSHOとは正反対で、常にクールで感情を表さないYOHは、度々 他のレスラーにそんな部分を口撃されてきました。
そのクールな部分もYOHの良い部分だとは、思うんですけどね。
しかし そんなYOHが、今回の戦いを「喧嘩」と言い切り「あんなショックアローを食らった後では元の関係に戻れる訳がない」と関係修復に向けて動く気は、全く無い事を強調。
デビューしてから ずっと供に歩んできた同期の相棒に対して 怒りを滲ませながら「決別宣言」とも言える言葉。
あのYOHが、ここまで感情を露にするのは珍しいし、YOHがどう変わるのかと言う期待感もあります。
そもそも 今回の抗争は、SHOの目にYOHが不甲斐なく映ったから起こった事なので、ここでYOHが変わらなければ何も意味がありません。
クールな性格をどうこうする必要までは無いと思いますが、少なくとも負け続けたJr.リーグ戦とは逆に、今後は結果が求められます。
そう言った意味も込めてSHOとYOHの激突は、メットライフドーム2連戦屈指の期待値の高いカードだと思います。
若手時代は毎日のように闘う事で、お互いを高めあってきた二人が、今度は憎しみあって闘うと言うのも、生き様を見せるプロレスならではの闘いです。
「遺恨清算」とは言いましたが、このたった一回の闘いで恐らく遺恨が清算される事はまず無いでしょう。
今後も２人の闘いは、続いていくと思われます。
「鉄は熱い内に打て」と言いますが、今が旬の3K対決も今年の内に何回でもやれば良いんですよ！
その中で、変わっていく元3Kが、新日本Jr.の未来にも大きく関わって来るだけに、注目の一番となりそうです。