新日本プロレスは、体調不良により欠場中の飯伏幸太が、精密検査の結果「誤嚥性肺炎」と診断された事を発表し 併せて24日の名古屋大会まで欠場期間を延長としました。
当初は6日に接種した新型コロナワクチンに副反応の疑いがあったが、改めて病院で精密検査を受けた結果「誤嚥性肺炎」と診断され、新型コロナワクチン接種との因果関係は無かったそうです。
それはそれで良かったのですが、飯伏は7月25日東京ドーム大会のメインで鷹木信悟の持つIWGP世界ヘビー級選手権に、挑戦する事が決定済み。
そこに関して会社は「今後の飯伏の回復状況を見ながら出場を判断する」としているが、仮に飯伏の回復が遅れてドーム大会を欠場となったら 只でさえ目玉の少ないコロナ禍の中でのドーム大会は、それこそ死活問題です。
飯伏vs鷹木は屈指の好カードだけに、中止となったら残念に思う人は多いでしょう。
病気に関する事は、飯伏本人は悪くないし しょうがない事なので、飯伏の事をとやかく言う事は出来ませんが、こうなってくると仮にドーム大会に間に合ったとしても万全の状態で、王座戦に挑む事は難しいと思います。
前日まで欠場が決まっている様な状態なら ドームだからと言って ここで無理をさせる事が得策とも言えません。
最高のコンディションで、最高の試合を魅せられないなら それは飯伏にとっても本意ではないでしょう。
では仮に飯伏が、ドームに出られない場合メインのカードはどうなるのか?
IWGP世界ヘビー級選手権なのは、間違い無いでしょうから誰かが代打でメインのリングに立つ事になると思うので、可能性のあるメンバーを考えてみました。
オカダ・カズチカ、内藤哲也、SANADA
この辺は、ドームのメインでIWGP戦線に挑戦してもおかしくない選手ですが、既にドームのカードに組み込まれているので、恐らく大幅なカード変更をしてまでメインのリングに立つ事は無いと思います。
・・・となるとドームに名前の無い一定の格を持った選手は
棚橋弘至
個人的には、一番可能性が高いと思っています。
なぜかドームのカードに名前が無いのは、第0試合のKOPWのバトルロイヤル参加の予定だったのかも知れませんが、それならば棚橋の使い方が勿体なさ過ぎです。
それに上半期に鷹木が巻いていたNEVERを奪ったのは、棚橋なので鷹木としてもリベンジを果たしたいでしょうし、棚橋の首には今でも充分に価値があるのでドームで棚橋に防衛できるとなれば鷹木としても不服は無いでしょう。
それに何と言っても ドームと言ったら棚橋!
このイメージは、まだまだ残っていると思います。
EVIL
去年は、IWGP2冠王座を盛り上げた一人ですが、何故かドームのカードには名前がありません。ニュージャパンカップでは、鷹木が直接対決で勝利していて新鮮さはありませんが、バチバチの熱い戦いになる事は間違いありません。
でもドームのメインカードには、少し弱いか・・・
ジェイ・ホワイト
現NEVER王者なので、IWGPに来る事は難しいかも知れませんが、格で言えば文句なし。王者・鷹木はジェイにも一度も勝った事が無いので、リベンジ出来るとなれば鷹木自ら指名する可能性も考えられます。
ジョン・モクスリー
IWGP挑戦に関しては、足枷になるUSヘビー級も落としてばかりで、フリーな立ち位置になったので、面白そうですが多分無理かな・・・
大物中の大物なので、ドームに参戦となれば話題にもなるんですけどね。
この辺が絡んで来れば面白いかな?とは思ったんですが、飯伏の穴を埋めるべくケニー・オメガが出てきてくれればドラマチックで面白いんですけど、まぁ まず無いですね。
色々想像するのは楽しいですが、やはり一番良いのは当初の予定通り 飯伏が完全復活して 最高の試合を見せてくれる事です。
見せて欲しいんですが・・・やはり もっと一番良いのは無理をしない事です。
飯伏の性格上 会社が止めても無理をしそうで怖いけど・・・