アーチャーがまさかのIWGP US王座奪取

アメリカAEWで行われたIWGP USヘビー級選手権。このタイトルマッチで、まさかの王座移動劇がありました。

王者はジョン·モクリー

 

去年の1.4東京ドームで、ランス·アーチャーから王座を奪い コロナ禍で空白の期間があったとは言え実に、1年7ヶ月にも及ぶ4度の防衛を果たしています。

そこで、次の挑戦者に名乗りを挙げたのが、前王者のアーチャー。

今回のタイトルマッチは、アーチャーに取っては去年のリベンジマッチでもある訳ですが、この挑戦自体が異例な事なので驚きでした。

 

アーチャーは、前王者だし 彼の実績や格を考えたら挑戦その物は、何もおかしくないのですが、アーチャーは昨年にUSヘビー級を失った後に、新日本を退団してAEWに移籍している身。

新日本を退団した選手のIWGP挑戦は、これまで何度もありましたが、退団からたった1年7ヶ月後に新日本のタイトルに再び挑戦できると言う事が、新日本のアーチャーに対する評価の高さの表れでしょう。

現王者のモクスリーもAEW所属なので、新日本の管理タイトルをAEW所属同士で…しかもアメリカで行うと言うのも凄い話です。

 

試合結果に関しては、順当にモクスリーが防衛と呼んでいましたが、何とまさかまさかのアーチャーの王座奪取!!

アメリカでは、圧倒的に格上のモクスリーに勝ってしまいました。

 

何だかんだで、新日本の選手がモクスリーの長期政権に終止符を打つと思っていただけに、この結果には大いに驚きました。

まさか新日本を退団した外国人選手が、王座に返り咲けるなんて、アーチャー好きだったので嬉しい限りです。

 

勿論モクスリーも素晴らしい選手で、素晴らしい王者でしたが、アーチャーが新王者となった以上は、外敵としての新日本への再参戦を望んでしまいますね。