何とあのカール・アンダーソンとドク・ギャローズの2人の新日本プロレス参戦が決定しました!!
これは個人的には、嬉しいニュースです。
ここ2~3年の間に、ファンになった人には、馴染みが無いかも知れませんが、アンダーソン&ギャローズと言えば 新日本タッグ戦線で、トップチームに君臨してIWGPタッグ、ワールドタッグリーグをも制した事のある強豪タッグ。
2016年にWWEの移籍の為に、新日本を退団してしまったのですが、ファイナルマッチで会場のファンに向かって 四方に深々と礼をしてこれまでの感謝の意を表し ファンもそんな彼らを快く送り出す形で、アンダーソン達は新日本を巣立って行きました。
飛ぶ鳥跡を濁しまくりで、退団して行く選手も少なくない中で彼らは、ファンとしても今後の彼らを応援したくなるような円満移籍だったので、今回の彼らの新日本参戦に対して意を唱える人は少ないでしょう。
2020年にWWEを退団した際には、2人の新日本復帰を密かに期待していたのですが、色々あって現在はインパクトレスリング所属となっています。
ジュース・ロビンソン&デビット・フィンレーが海外に行った際には、彼らと抗争に発展した事も有り 将来的な新日本復帰はあるかもと思っていたのですが、今この タイミングで新日本のリングに上がると言うのはサプライズ。
まあ新日本復帰と言っても舞台はアメリカで、NJPW STRONGでの話なのですが、7月10日から配信される 8チーム参加のタッグトーナメント『TAG TEAM TURBULENCE』が開催されることが決定したのです。
欲を言うなら日本で、久々にアンダーソン&ギャローズを見たかったのはありますが、アメリカと言えども新日本のリングに上がる事には変わりは無いので、今後に対しての大きな期待感は抱かせる物です。
タッグトーナメントには、日本人代表として永田裕志&成田蓮も出場し お互いに勝ち進めば準決勝で激突する事になります。
思えば、アンダーソンは永田に その素質を買われ永田の推薦で、新日本のリングに上がったと言う経緯があるので、もし永田との対決が実現すれば そちらの方のドラマも楽しみです。
勿論 永田との絡みだけでは無く 急LA道場生だったアンダーソンと 成田を始めとする現・LA道場生との対決も見ものなんですが、過去の実績を考えてもアンダーソン&ギャローズは、今大会断トツの優勝候補となりそうです。
新日本プロレスは昔から 日本人も含めて外国人も外に出て行く選手が多い傾向にあり、その時は残念な気持ちでいっぱいなのですが、こうやって再び新日本のリングに上がるとなった時のワクワク感は、やはりかつての所属時代だったと言う過去が有るから。
それを思うと 新陳代謝にもなるし 戻って来る事で新たな目玉になる事もあるし 人材が流出する事も悪い事ばかりではありませんね。
これを機に、彼らが近い将来 新日本に本格復帰してくれて 新日本のタッグ戦線をさらに活性化させてくれれば、言う事無しなのですが。