新日本プロレスが、6月末から予定していたスタジアムマッチ2連戦が、延期となってガッカリしていたファンも多いと思われます。
まぁ 何かあってからでは遅いので、僕は残念な気持ちがありつつも ホッとした気持ちの方が強いクチですけど。
延期となっていた大会は、横浜スタジアムに関しては日程の見通しが立たずに、結局は「中止」となっていました。
横浜スタジアムでのプロレスと言うのは、興味がないと言えば嘘になるので、例え今年は無理としても いつかコロナ渦が収まった時に、今度こそ開催して欲しいですね。
東京ドームに関しては、代替日として7月25日の開催が決定しました。
メインは、IWGP世界ヘビー級選手権で、鷹木信悟vs飯伏幸太の一戦。
かねてから会社に対して「最高の舞台を用意しろ」と語気を強めていましたが、これ以上無い位に最高の舞台が用意された訳です。
このタイトルマッチ自体は、凄い楽しみだし結果も当然 気になります。
しかし問題はこの日程
メッチャ東京五輪と丸カブリしてるんですよね。
去年は東京五輪とカブるから G1を秋にずらしたのに、何でよりにもよって東京ドームをカブせてくるかな(汗)
五輪と日程カブらせて勝算は、あるんでしょうか?
まぁ入場者数制限があるから3~4万の観客が入る事は、最初から無いんですが、少なくとも話題は持っていかれますよね。
僕は五輪より 断然プロレスなんで、関係ないですけど。
ただ 観客数は別としても東京五輪が開催される以上は、プロレス観戦の比じゃないレベルで外国から沢山の人が流れてくるので、コロナ感染のリスクは格段にハネ上がります。
どこかで感染した人が、新日本のドーム大会で更に感染を広げる…と言う事も充分に考えられる訳で、それが一番恐ろしいです。
新日本にしても五輪にしても 対策には万全を期してるのでしょうが、完璧と言うのは有り得ないですからね。
加えて新日本は
22日と23日には、エディオンアリーナ大阪
24日には、愛知県体育館
25日の東京ドームと合わせて ビックマッチ4連戦が予定されています。
更に9月の4日と5日には、西武ドーム2連戦までもが予定されていて 新日本のビックマッチ攻勢が止まりません。
ファンとしては、これだけのビックマッチが、ズラリと並んでいるのは嬉しい限りですが、何故この時期にそれをやるの!?と言う思いが強いです。
業界の盟主としてのプライドか 責任感でしょうか?
今まで自粛ばかりで、プロレスに飢えてた人も多いでしょうから このビックマッチ連発はコロナ渦で落ち込むプロレスファンに夢を与えるのは、間違いないと思いますが、同時に大きなリスクを背負ってしまうので、感染拡大などの事態にならない事を祈るばかりです。
果たして 新日本のビックマッチ攻勢は、吉と出るか凶とでるか!?