プロレスラーの持ち技には、開発されたのは良い物の様々な事情で、あっという間にお蔵入りとなった技も数多く存在します。
小橋建太のダイヤモンドヘッドもその一つ。
小橋が長期欠場中に考案した技で、パワーボムから右肩の上に相手を担ぎ上げて 自分の体を捻りながら サイドバスターの様な体勢に移行して体重を乗せて叩きつけると言う技
最初に小橋が欠場中に編み出したダイヤモンドヘッドと言う技があると発言した時は、その技名がカッコ良すぎたので、勝手にメチャメチャ期待してしまっていました。
そして2002年に、満を持してこの技が初公開されたのを見た時は「サイドバスターじゃん」「名前負けしてるんじゃね??」と元も子もない感想だったのが、正直な所でした。
しかも受けた金丸義信が、思いの他に大ダメージを受け 病院送りにされてしまった事で、初公開にして プロレス技としては、いきなりケチが付いてしまったのが悪かったのか、これ以降ダイヤモンドヘッドを使う事は、二度と無く幻の技となってしまいました。
受け身のうまい金丸ですら怪我をしてしまった事で、危険性が高いと判断され封印されたのは分かりませんが、最終的にはサイドバスターなので、小橋の体重の乗せ方次第で、どうにでも調節できると思うんですけどね。
(素人考えですけど・・・)
実際の所は、小橋は研究熱心な余りに、技が多すぎるから 取捨選択の末に切り捨てだけなのかも知れませんし 意外と技の難易度が高いのかも知れないし、封印の理由は良く分かりません。
でも所見の際には、良い印象の無かった技ですが、今改めて見ると結構良い技だったと思います。
派手で見栄えも良いし ここからの派生技にも応用できそうだし 今更ですがたった一回で封印しちゃったのは、少々勿体なかったですね。
巧く改良して行けば 難易度も危険度も下がったと思うんですけどね。
まぁ使用者の小橋本人が、とっくに引退しているので、本当に今更なんですが・・・
せめて 誰か他の選手が継承してくれれば良いと思うのに、三沢光晴直系の丸藤正道や鈴木鼓太郎が、三沢の技を継承している様に、小橋直系の潮崎豪ならダイヤモンドヘッドを継承しても全く問題ないと思います(もしくはアレンジして使用)。
要するに結論として何が言いたいかと言うと
ダイヤモンドヘッドの事を「サイドバスターじゃん」とか「名前負けしてる」とか言っちゃって ごめんなさいと言う事です。