オスプレイがIWGP世界ヘビー級返上!

新日本プロレスは、5月20日 ウィル·オスプレイが福岡大会で首を負傷し、治療の為に英国に帰国したものの全治期間は未定の為に、オスプレイが保持するIWGP世界ヘビー級王座を返上する事が、発表されました。

 

う~~ん

何と言うか・・・これは残念ですね。

プロレスは危険と隣り合わせのスポーツだし、怪我をするのはしょうが無い事です。 今回怪我をしてしまったのは、オスプレイが悪い訳でもないし返上とした会社の判断も興業的な事を考えれば、しょうがない事です。

オスプレイは常に、自らの身体を削って凄まじい試合をし続けて 多くのファンを魅了して来たのだから 怪我自体は誰にもオスプレイを責める事は出来ません。

 

でも・・・それでも返上と言う形で王座を失うのは、余り好きじゃないんですよね。

 

チャンピオンベルトと言うのは、闘いの証なので王座を失う時は、やはり誰かに負けて王座を失うのがベストだと思います。

こう書くとオスプレイが悪いみたいに見えるかもしれませんが、欠場自体はしょうがないと思います。

でもブロック・レスナーやボブ・サップのIWGPヘビー級の黒歴史と言われた時代も返上ばかりでしたし、イメージ的にも良くないし 返上だと勝ち逃げみたいになっちゃいますからね。

 

こういう形になる位なら前回の防衛戦の時に、鷹木信悟にIWGPを獲って欲しかった・・・と言う想いは多少ありますが、今更そんな事を言ってもしょうがないですね。 

せっかく手に入れた王座をこんな形で失って 一番悔しい思いをしているのは、間違い無くオスプレイでしょうから。

IWGPの歴史に返上と言う歴史が残る事は、好ましくは無いですが、こうなってしまった以上は、オスプレイの一日も早い回復とIWGP戦線への復帰を祈るばかりです。

 

とりあえずは近い内に、王座決定戦が行われるそうですが、候補の一人としては次期挑戦者だったオカダ・カズチカが最有力でしょうか?

前王者の飯伏幸太も有りそうです。

他タイトルの保持者の挑戦は無いとして 内藤哲也、SANADA、EVIL、棚橋弘至。

同じユナイテッドエンパイアの同士であるジェフ・コブやグレート・オーカーン、アーロン・ヘナーレの初挑戦も有るかも知れません。

 

誰が出てきても面白そうだし 第3代王者が誰になるのかも興味深い所ですが、例え誰が王者になったとしても オスプレイが復帰した暁には、無条件でオスプレイの挑戦を受ける事は、必須でしょうね。

今後のタイトル戦線は楽しみですが、心配なのはオスプレイの欠場によって ここまで凄まじい勢いで進んできたユナイテッド・エンパイアが、減速してしまわないかと言う事。

 

リーダー格のオスプレイ不在の中で、ユニットの勢いを消さない為には、残されたメンバーの活躍が、非常に重要になる訳ですが、これも良い機会だと思ってオスプレイからセンターの座を奪う位の覚悟で、残りのメンバーにはとにかく奮闘して欲しいですね。

そうすればオスプレイの復帰後は、ユナイテッド・エンパイアは益々凄い事になるし、新日本プロレスも益々面白くなります。

 

とにかく今は、オスプレイには焦らずに怪我を治してもらい また以前の様な素晴らしいファイトが再び見れる事を願うほかありません。