ジョン·モクスリーの持つIWGPUSヘビー級王座への挑戦をする為に、渡米していた永田裕志ですが、日本時間の13日 ついに注目のタイトルマッチが行われました。
戦前から前哨戦を含め 激しい挑発合戦を繰り広げていた両者ですが、日本のプロレスも大好きなモクスリーらしく 永田に対するリスペクトが所々に感じられていたので、そう言う部分も含めて注目の一戦でした。
でも最も期待していた部分は、年齢的にも最後の王座挑戦になるかも知れない永田の王座奪取なるか!?と言う事。
本気で永田には、IWGPを巻いて欲しかったし そろそろUSヘビー級も日本に帰ってきて欲しかったので、永田にはメチャメチャ期待していました。
まぁ個人的に、第三世代が好きなのもあるんですけどね。
しかし結果から言うと永田敗戦。
白目も出して観客の声援も浴びたし ナガタロックⅡも食らわせたし見せ場は充分に作りました。
しかし今がまさに、全盛期のモクスリーは、強かった。
パラダイムシフト(デスライダー)で、永田を粉砕し 4度目の防衛に成功。
結果的には残念でしたが、永田もまだまだ やれると言う事を示したし AEWのファンにも新日本のレベルを見せれたと思います。
何より試合後に、永田に対して地面に頭を着けて深々と座礼をしたモクスリーのジャパニーズLEGENDに対するリスペクトを物凄く感じられたのは、良かったですね。
年もキャリアも下でも 世界で戦うモクスリーにリスペクトの意を示して永田も座礼で返したのも素晴らしかったと思います。
戦前にはあれだけ激しく挑発合戦をしていても いざ試合が終われば健闘を称えあい 共にリスペクトの意を示す。
本当に清々しい日米対決でした。
これから先モクスリーのUSヘビー級を誰が取り返すのか?と言うのは気になる部分ですが、永田も実績を作り直した上での再挑戦ならアリだと思ってます。
永田の仇を取るべく同世代の天コジの挑戦
因縁深い ジュース·ロビンソンの挑戦
テーマの無くなったACE棚橋弘至の挑戦
ここから先の展開を色々 想像するだけでワクワクします。
今回の永田敗戦は、試合結果だけ観ると残念でしたが、逆に今後の楽しみが増えたとも言えますね。