やはり心配していた事が、現実になってしまいました。
新日本プロレスは、5月7日「2大スタジアムマッチ」として予定していた
15日の横浜スタジアム大会
29日の東京ドーム大会
この2大会を延期すると発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡が収束する気配を一向に見せず、政府より4都府県に出されていた緊急事態宣言は、31日まで延長されてしまいました。
これ自体はしょうが無い事ですが、これを受けて新日本は2大スタジアムマッチの延期を決定したと発表。
これを妥当な判断と言うか、今回は延期となった事に残念な気持ちも有りますが、ほっとしたのも正直な所です。
幾ら感染対策を徹底したと言っても100%安全とは言えないし、現に新日本でも2名の感染者が出ている以上 ここで東京ドームクラスのビックマッチは危険過ぎますからね。
他の選手や 観客に感染してしまい新日本の興業でクラスターを発生させてしまっては、元も子も無いしイメージ的にも大打撃なのは明白
仮に大会を強行したとしても大規模イベントは、上限5000人までの制限が出ている以上 最近の客足に影響が出ている現状で、ドームを開催して5000人しか観客が入れられないのでは、恐らく赤字を積み重ねるだけ。
それならドームをやる必要なんて ハッキリ言ってありません。
そもそも 何故このコロナ禍の時期に、東京ドームやら横浜スタジアムなんて大会場を連発したのかが、イマイチ分からなかったですね。
毎年やっている1.4ならまだしも いつもやらない時期に、敢えて自粛ムードの漂う中 採算を取れるかどうかも怪しいのに、良く2大スタジアムマッチを開催しようと言う気になったな・・・と言うのが正直な感想。
まぁファンとしては、2大スタジアムマッチは物凄く観たかったし 楽しみにしていたんですが、心配な部分の方が大きかったと言う事です。
余りにもリスクが、高過ぎます。
ただ救いなのは、実際に新日本でクラスターが発生したから 大会を見送ったのでは無く あくまで政府の要請に従って決定したと言う事。
不測の事態が起こる前の決定と言う事で、その点は良かったと思います。
そしてもう一つ 中止では無く「延期」というのが、嬉しかった点。
何だかんだ言って 新日本のビックマッチは、楽しみですから もう少し落ち着いたら今度こそ2大スタジアムマッチが観れるというのは、今後の楽しみとして取っておけますから。
ドームでIWGP世界ヘビー級に挑戦する予定だったオカダ・カズチカは、違う会場での挑戦となるのか ドームをやる時までお預けとなるのかは、現時点では分かりません。
この延期に関しても振り替え大会を予定しているとの事ですが、現在スケジュールを調整中で、発表はまだ先になりそうだし 2大スタジアム大会以外の大会に関しても今後の状況を見て決定すると言う事なので、次はいつどこで試合が組まれるかと言うのも全く白紙の状況です。
全く嫌な時代になったもんです
早く当たり前に試合が観られて 会場でもマスクなんかしないで、大声で応援できていた”あの頃”に戻って欲しいですね。