新日本プロレスの1月30日の愛知大会で行われた ユナイテッド・エンパイアvs天コジのシングル2連戦
グレート-O-カーンvs天山広吉
ウィル・オスプレイvs小島聡
この2試合が、同日に行われた訳ですが、結論から言うと天コジの2連敗と言う形で、一応は抗争に決着をみました。
やはり天コジは、もう終わりなのか
完全なる新世代の勝利
そんな声も聞こえてきそうですが、確かに今回は、2人揃って敗れた物の まだまだ天コジは終わらないと思います。
と言うのは、天山は久しぶりに、スポットが当たって発奮したのか ここ数年では一番良い動きでした。
若いO-カーンに、最後こそ押し込まれましたが、確実に勝機はあったので、次やれば勝てる!と言うのを感じさせる内容だったと思います。
何より ヤングライオン時代から使用して来たモンゴリアンチョップを奪われた天山が、このまま引き下がるとは思えません。
かつて1995年に、武藤敬司とのムーンサルトプレス封印マッチで敗れたのに、3カ月後には「あれは天山プレスや!!」と最悪の開き直りを見せて あっさりムーンサルトプレスを解禁した天山が、戻って来ても良いと思います。
流石に今のベビーの天山が、それをやるのはマズイかも知れないので、何だかんだ今後もO-カーンに付きまとって タイトルマッチの様に、再びモンゴリアンチョップを賭けてのシングルに、持ち込んでも良いんじゃないでしょうか?
余り誉められた行為ではないかも知れませんが、それ位図々しい天山が、復活して欲しい気もします。
そして小島聡
こちらの年齢を感じさせないコンディションの良さは健在で、勢いに乗るオスプレイをもう一歩と言う所まで追い込みました。
特にラリアットで、オスプレイを場外に叩き落とした場面は、圧巻でした。
最後はヒドゥンブレイドの破壊力で、一気に勝負をひっくり返されましたが。小島もオスプレイには絶対に勝てない・・・と言う程の力の差は無かったように感じます。
この2連戦を見て思った事は
「天コジ まだまだやれるじゃん」と言う事です。
確かに現在の勢いや実績を考えると オスプレイ達に分があるのは分かりますが、オスプレイ達には無い経験を持つ 百戦錬磨の天コジはこれから全然巻き返しを図れるでしょう。
何より天コジは、しつこいです!
良い意味で、諦めが悪いですから!!
闘魂三銃士+佐々木健介や川田利明に、何度も何度もハネ返されても それでも諦めずに食いついていった姿を知っているファンからすれば 天コジは、まだまだこんな物じゃないのは、皆が知っています。
あの時よりも 歳は重ねましたが、天山も小島もプロレスラーとしての本質は、何も変わっていない筈です。
ウナイテッド・エンパイアに、どんな形でも良いので リベンジを果たす天コジがメチャメチャ期待するのと同時に、その姿を見るのが楽しみで仕方が有りません!!