YOSHI-HASHIは、2008年の7月にデビューしています。
早い物で、もうキャリア12年のベテラン選手になりますが、これまで新日本の看板であるIWGPを獲った事は、只の一度も無いんですよね。
ヤングライオン時代を除いても 2012年の凱旋帰国なので、既に8年の月日が流れています。
これは、かなり珍しい例で、90年代からの新日本の選手は、例え中堅だろうとヘビー級なら 最低でもIWGPタッグ位は、一度は獲得しているのに、YOSHIに関しては、ずっと無冠。
上層部に気に入られてる筈のYOSHIにしては、珍しい位に挑戦のチャンスも意外と少なく また チャンスを与えられた場合でも悉く逃して来ました。
これに対しては、本人に焦りがあったのかどうかは定かでは有りませんが、2016年にケニー・オメガに勝利したのをきっかけに、ブレイクを果たして格上げになった所で、もう少し上に食い込んでくるか?と思わせた所で、結局元の微妙にポジションに戻ってしまい、これにはYOSHIファンは、ヤキモキしていた事でしょう。
しかし2020年8月に、NEVER無差別6人タッグを獲得
IWGPを冠したタイトルでは無いですが、自身のキャリア初となるタイトル奪取
これは、本人は勿論 ファンも嬉しくない筈が有りません。
これを機に、今度こそ「物事は一瞬で変わる」かも知れません。
先日 鈴木軍を相手に、NEVER無差別6人タッグの防衛戦を行い 見事に初防衛を果たし 勢いそのままにタイチ&ザック・セイバーJr.の保持するIWGPタッグに挑戦表明したのです!
これを見て思ったのは、YOSHIは、変わりつつあるのかも知れないと言う事。
普段 自己主張しない彼にしては、良い流れですね。
勢いが有るうちに、図々しい位にグイグイ いっとかないと!!
行動さえ起こせば結果は、後からついて来るかも知れませんから。
自己主張の甲斐もあって 11.2で後藤洋央紀をパートナーに挑戦が正式に決まりましたが、王者のタイチ&ザックは、紛れも無い強敵
あの棚橋弘至&飯伏幸太から王座を奪い、リマッチでも返り討ちにしている程の強豪チームであり、個々の力でもYOSHIよりも上かと思われます。
なので単純に考えてもYOSHIのIWGPタッグ奪取は、難しいかも知れませんが、今回ばかりは、期待してしまいます。
後藤をパートナーにしてると言うのは心強いですが、今こそYOSHIは変わらなければいけない時です。
万年中堅で終わらない為に、ここで一発タッグの王座を奪い IWGPと名のつく王座を獲るのは、YOSHIにとっては必須じゃないでしょうか?
年齢的にもキャリア的にも そろそろ後が無い状況
後輩たちの成長も著しい 現在の新日本に置いてウカウカしてるとあっという間に、自分のポジションなんて無くなってしまいます。
ヤングライオン時代から吉橋伸雄を見て来た物としては、本当にここいらでIWGPタッグを巻いて欲しい!
(NEVER6人タッグが駄目と言ってる訳ではない)
同時凱旋のオカダ・カズチカに、天と地ほどの差を付けられも ここまで腐らずにやって来たのは、大した物です。
だからこそ そろそろ結果としてYOSHIに、勲章を手に入れて欲しいと思うのです。
11.2はYOSHI-HASHIにとって 一つの分岐点になるかも知れない運命の日となるでしょう。
王者組のザックは、去年から何度も闘った因縁の相手
一筋縄でいかないのは分かっていますが、出来る事ならザックからYOSHIが、直接フォールかギブアップを奪って王座奪取して欲しい
この数カ月のYOSHIの頑張りに、勇気や元気を貰ったファンも多いでしょう。
ならば次は、その集大成として そんなファン達にIWGPのベルトを巻く姿を見せあげて欲しいと思います。