2012年の東京ドームから もう丸8年が過ぎました。
2012年とは、そう
東京ドームでのオカダ・カズチカとYOSHI-HASHIのダブル凱旋が、あった日です。
普通なら この8年間に自己主張するなり、何かしらアクションは起こすべきなのですが、温厚な性格が災いしてか こなされた試合をこなすだけの毎日。
IWGPヘビー級、G1、ニュージャパンカップ
シングルタイトルをことごとく一発で、手中に納めたオカダとは、対照的にYOSHIは、いつまでも無冠のまま
2015年に、IWGPタッグとNEVER無差別級に連続挑戦した時は、絶好のチャンスだったんですが、どちらも敗戦。
新日本参戦してきたばかりのSANADAに、珍しく食って掛かるも 負けばかり
(一回だけタッグでは勝ってる)
自分は新日本の生え抜きと言う事を必死に主張するのは良いが、リング上では結果が全く伴わなかったのが、何とも歯がゆい。
もうYOSHIは、ずっとこのままかと思われた矢先
2016年に転機が訪れました。
G1クライマックスで、当時のバレットクラブのリーダー
ケニー・オメガに、新技カルマで完璧な勝利を奪い見事な大金星!
そしてYOSHI-HASHIは声高らかに
「物事が変わるのは一瞬だ!」と自分は変わったと言う事を宣言したのです。
あのYOSHIが、ついに自己主張をはじめた
いよいよYOSHIが、上がってくるのか?
と思ったのも束の間
G1で勝った実績を認められオメガの持つIWGP・USヘビー級に挑戦
ついでにGHCタッグにも挑戦
いずれも敗れました
あれ?
普通ここいらで、何か勲章の一つでも獲るもんじゃね?
オメガとのUSタイトル戦で破れた後 オメガのインタビュー中の控え室に殴り込み机の上の缶ビールを手に取り プシュっと開けると
机の上にソッと戻しました・・・
何がしたかったんや!!
そこは、オメガにかけるなり 投げ付けるなりしろよ!!!
「俺のハートは砕けたか?」
言う事だけは、カッコ良いです
棚橋弘至も思わず真似をするカッコ良さ
こんな事がありながらも 微妙なプッシュを受け続け、それでも結果がついてこない毎日。
それでもYOSHIのハートは砕けません。
YOSHIダメ説を決定付けたのは、2018年の9月。
試合後にジェイ・ホワイトに、襲撃され大ピンチになってしまうオカダ
そのオカダのピンチを救うべく花道の奥からYOSHIが、颯爽と現れ全力疾走!
YOSHI-HASHIキター!!
すると花道が傾斜になっていた所で、突如カメラからフェードアウト
え?
そそくさとリングに上がってきたYOSHIは、何故か大流血
えええ~~~~っ!!!?
花道の傾斜になってる所で、ズッコけてエプロンサイドの角で、額を強打し額がパッカリ割れたのが真相ですが、あわれYOSHI・・・結局ジェイに返り討ちに。
ジェイにやられる前に、大ダメージ受けてるし!
て~か何しに来たんや!!
この時のYOSHIダメ説は、そりゃあ凄かったです。
それでもYOSHIのハートは砕けません。
この後しばらく欠場して復帰は果たした物のちょいプッシュも以前より少なくなり 遂には、G1からも落選しちゃいました。
それでもYOSHIのハートは砕けません。
必殺のカルマも鷹木信悟のMEID IN JAPANが原型で、その鷹木が新日本に来ちゃったのが、YOSHIの不運。
もう必殺技が、本家と丸カブリです。
しかも鷹木の技としては、最上級じゃない扱い
でもYOSHIのは、最強の奥の手
この男もってません。
それでもYOSHIのハートは砕けません。
今は新日本も景気が良いから 良いけども一昔前の暗黒期ならリストラされててもおかしくない影の薄さに、なってしまっています。
それでもYOSHIのハートは砕けません。
人間性からオカダや邪道・外道に気に入られてるかも知れませんが、もっと頑張れ!
YOSHIとにかく頑張れ!
生え抜きの意地を見せてくれ!!