GHCナショナル選手権次期挑戦者は征矢学!

中嶋勝彦が、保持するGHCナショナル選手権。

 

その王座の次期挑戦者を決めるべく 2階級入り乱れて総勢16名のトーナメントが、2日間に渡って行われ征矢学が、金剛の同士 マサ北宮を決勝戦で降し優勝。

6月21日に、中嶋への挑戦をGETしました。

 

征矢が、ここで挑戦権を得たのは非常に大きいでしょう。

フリーとしてNOAHに参戦したばかりの征矢としては、自分のポジションを確保する為には、何か一つ勲章が欲しかった所

そんな場面で、今グングン注目度の上がっているナショナル王座は、何としても欲しかったタイトルでしょうね。

 

中嶋vs征矢と言うのも何気に、興味深いカード

中嶋がW-1の外敵王者として暴れていた時期にも シングル対戦はやっていない筈なので完全な初対決。

 

中嶋の蹴りが、征矢の身体を打ち抜くのか!?

征矢の弾道が、中嶋を吹き飛ばすのか!?

小細工なしの真っ向勝負になりそうです。

 

そして王座の事は、さておき金剛では、創設メンバーの北宮と過去の実績では上回る征矢と どちらがユニット内で、格上になるのかも微妙な所でした。

この直接勝利で、征矢がひとまず金剛のNo.2と言う事で、良いのかな?

もし このまま中嶋を破り王座奪取になったら間違いなく 北宮より上の序列になるとは思いますけどね。

 

あのトーナメント参加メンバーを見る限り 征矢の優勝はまあまあ妥当な所だと思いますが、ここで結果を残せなかったのが痛いのは小峠篤司

現在はJr.ヘビー級なので、勝ちあがるのが難しかったのかも知れませんが、せっかくの無差別級王座の挑戦のチャンスだったので、ここは何としてもモノにしなければいけない場面でした。

自ら「フルスロットル」と言うユニットを立ち上げたばかりなので、リーダーとしてユニットの勢いを付ける為にも赤いベルトは欲しかった筈。

 

大原はじめと2人して北宮に、負けてしまいましたが今の北宮はNOAHのトップ陣に肉薄する選手なので、しょうがないのでしょうか・・・

ユニットとして全く結果を残せていないので、残念ながら現状は全くフルスロットルとは思えません。

結成まもないですが、早くもこれから正念場を迎える様な気がします。

 

ついでに言うなら谷口周平は、もう浮上の目はないのでしょうか?

当たり前の様に征矢に負けてますが、本来ならば潮崎豪の対角線に立っている筈の選手だったんですが、何故ここまで差が付いてしまったのか?

ポテンシャルは、高いと思うんですけどね。

年齢的にもここからの巻き返しは、もう無理なのか?

 

今後が気になる選手は、何人か居ますが今回優勝した征矢は、NOAH参戦後いきなり結果を出しました。

これは他の選手達には、大いに危機感を持って貰って征矢を追撃して行って欲しいです。

 

最初は「また華のない選手が来たよ・・・」とか思ってましたが、この征矢の活躍は、ひょっとしたらNOAHにとって良い相乗効果をもたらすかも知れません。

征矢が脚光を浴びて 他の選手が何も感じなければ それはそれで大問題ですが・・・