矢野通の悪質タックル

2018年の大学アメリカンフットボールの試合で、日本大学の選手が繰り出した背後からの悪質なタックルは、かなり世間を騒がせました。

監督の指示に従わされた選手も気の毒ではありましたが、背後からの腰をめがけての一発は、本当にヤバいですからね。

 

結構な話題となったのは、まだ記憶に新しいと思いますが、プロレスでもいち早く便乗した抜けめ無い男が居ました。

日本大学OBの矢野通です。

 

あの時は、選手をけしかけた指導者達

そして大学側が相当叩かれましたが、そんな日本大学の汚名を張らすべく 矢野が今年のG1は、クリーンファイトで戦うと宣言したのです。

 

怪しい

怪しすぎる・・・

 

あの矢野の言葉を額面通りに、受け取れる人がどれだけ居たでしょうか?

絶対に裏があると思っていました。

しかし蓋を開けてみると 反則一切無しの宣言通りのクリーンファイト。

 

それどころか近年の矢野にしては、珍しいレスリングテクニックまでも披露したのです。

しかも開幕から 2試合続けてです。

星取の方は、残念ながら2連敗となってしまいましたが、もしかしたら矢野は本当に更生したのか?とファンが思い始めてきた矢先

やっぱり矢野は、矢野でした。

 

体験相手の飯伏幸太の両手をテーピングで、ぐるぐる巻きにしてからのローブロー

そして この時期タイムリーな まさかの悪質タックル!!

 

衝撃でした。

 

せっかく優等生路線でいってたのに、あれは何だったんだ?

もしかしたら全ては、この飯伏戦の為の壮大な前フリ?

両手の使えない相手の背後から 腰にタックルとか危なっ!

そして この技を使っちゃって良いのか?

この名前で良いのか?

 

色々な意味で衝撃でした。

 

このままスクールボーイで、飯伏を丸め込んだ矢野は、してやったり

完全に、一杯喰わされました。

 

物議を醸したタックルではありますが、プロレス的にはルール違反でもないので(危険技には違いないが)この敗けを飯伏は素直に受け入れています。

いや飯伏 素直すぎるって(笑)

 

それにしても矢野の日大の汚名を晴らす宣言は、どこへやら・・・これ以降 矢野はすっかり いつもの矢野に戻って反則三昧

まぁ こっちの方が、矢野らしいんですけど

 

あの話題に乗っかってくる辺り さすが矢野と言った所でしょうか?