5月9日「ノアTVマッチ」で行われた
GHCナショナル選手権の杉浦貴vs中嶋勝彦。
これまで何度無く激闘を繰り広げたと2人は、手の内を知り尽くした物同士。
今まで同様に、今回も激しい試合となるも最後は、必殺のヴァーティカルスパイクで杉浦を振り切り 見事に中嶋が勝利。
第2代のナショナル王者となりました。
中嶋としては、NOAH内での王座奪取は2016年に、GHCヘビー級王座を獲って以来となるので、念願の王座奪取だったと言えるでしょう。
しかしGHCヘビー級を獲った時も杉浦
今回 GHCナショナルを獲ったのも杉浦
中嶋は、杉浦とはとことん縁があるんでしょうか?
中嶋にとって 大事な局面で立ちはだかるのは、いつも杉浦というのも運命めいた物を感じますね。
パートナーの潮崎豪が、GHCヘビー級王者なので、中嶋的にもこれで「潮崎に並び立った」と胸を張れる筈です。
そして中嶋が、このベルトを巻いた事で、ナショナル王座選手権が、どう展開されて行くのかが、非常に気になる所です。
GHCヘビー級とは、違うテイストに染めて行くとは思いますが、新日本のNEVER無差別級の様に、バチバチのイメージで行くのもアリだと思います。
もしくは、ナショナル王座は、無差別急なのでJr.ヘビー級を中心に、挑戦者に選ぶのも面白いと思います。
他団体の選手や外国人を中心に、外敵を迎え撃つ形で防衛戦を組んで行くのも刺激的です。
W-1王座を巻いていた時に、最後に敗れて王座を明け渡した カズ・ハヤシに、リベンジと言う気持ちも少なからずは、あるでしょう。
個人的には、GHCヘビー級よりも
この赤いGHCの行く末の方が、気になっています。
それは赤いベルトに可能性を感じているからこそなのですが、中嶋なら その可能性を十二分に引き出してくれるだろうと思っているからです。
今から中嶋の防衛ロードが、楽しみです。