2014年の東京ドーム大会は、IWGPヘビー級を差し置いてIWGPインターコンチネンタルが、メインになった唯一のドーム大会です。
メインは、中邑真輔vs棚橋弘至の一戦。
棚橋のインターコンチネンタル挑戦
メインイベントのファン投票
そして2年4カ月ぶりの対戦と言う事も有り、ファンの期待度は今までになく高く入場時の派手な演出も期待感を更に煽ります。
いざ試合が始まると その期待に答えるかのように、いつも以上にレベルが高く激しい攻防が繰り広げられていきます。
そして棚橋が、テキサスクローバーホールドで、ギブアップを迫るシーン。
当然 中邑はロープに逃げようとしますが、棚橋はそれをさせまいと更にエグい角度で絞めあげます。
それならばと中邑は、巧く身体を入れ替えて技を逃れようとするも 棚橋は中邑の足をテキサスクローバーの形で固めたまま両足で、中邑の両腕をロックして そこから予想外のスタイルズクラッシュ!!
衝撃でした。
棚橋のテキサスクローバーホールドは、時折フィニッシュにも用いる得意技で、スタイルズクラッシュも本家AJスタイルズとの対戦以降 稀に使っていた技だったのですが、ここでその両方をミックスしてくるとは・・・
両足を固めたままのスタイルズクラッシュの意味はさておき この技のインパクトは、なかなかの物でした。
これをフィニッシュにしても良いんじゃないかと思いますが、テキサスクローバーホールドから こういう形に繋げると言う棚橋の閃きは、やはり素晴らしいですね。
ここからハイフライフローに繋いで勝利して 棚橋がメインを締めると同時に、新IWGPインターコンチネンタル王者となりましたが、白のコスチュームを基調とした棚橋の腰に白いベルト・・・良く似合っていました。
この技と言うかスタイルズクラッシュ自体 棚橋が使う事は近年では無くなってしまいましたが、本家のAJも新日本から去ったのだから使っても良いんじゃないかと思うんですけど どうなんでしょうか?
バレットクラブの技と言う事で、控えているんですかね?
ケニー・オメガが、歴代バレットクラブリーダーの技を連続で、使っていた事があり特別な技っぽくなったので、バレットクラブ以外の選手は、少し使い難いのかも知れません。
しかしテキサスクローバー式スタイルズクラッシュ
これは良い技です。