NOAHが、19日に配信する「ノアTVマッチ」
これに出場するのが、最近NOAHに上がる事もあった桜庭和志とW-1解散後フリーとなった武藤敬司。
対戦カードについては、当日発表と言う事で、両者の絡みがあるかどうかも分からない状態ですが、両者供にお互いの事を意識している様子。
供に一時代を築いたレスラーで、様々なリングに参戦した事が有りますが、過去に絡みは一度も無しと言う正にドリームカード。
1995年の新日本vsUインターとの対抗戦でも只の一度も絡んだ事は無い筈です。
当時の武藤は、既にIWGP王者で高田を撃破したバリバリのトップ
一方の桜庭は、まだデビュー間もなく下から2番目の序列で、対抗戦では、もっぱら毎日ヤングライオンと闘っていたので、武藤と絡める様なポジションでも無かったのです。
桜庭が頭角を現したのは1999年
総合格闘技で、グレイシー狩りを果たし一躍時の人なりました。
その後 主戦場とするリングが違った為に、お互いにレジェンドと呼ばれる様になった現在まで、一度も肌を合わせた事はありませんでした。
それが今回NOAHで、対戦する可能性も有ると言う事で、注目をされている訳ですが、試合はコロナの感染拡大を防ぐ為に、勿論 無観客試合となります。
武藤は観客の居ない無観客試合を苦手とするも観客が居ないからこそ出来るプロレスもあると意欲満々。
極端な例ですが潮崎vs藤田が、無観客だからこそ出来た試合展開ですよね。
「昭和のプロレスこそ無観客に映える試合」
桜庭の言葉ですが、無観客試合をテレビやPCモニター越しに観るには、藤原喜明や木戸修の様な試合こそ映えるのだそうです。
と言うのも脇固めなどの派手じゃない技でも、無観客ならカメラマンももっと接近して撮影する事が出来るので、関節技などの細かい部分でも分かると言う事だそうです。
観客の邪魔にならないので、カメラマンがそれこそエプロンサイドにまで上がって来れる訳で、今まで以上に臨場感のある試合を撮る事が出来る訳ですね。
なるほど
確かにそういう見方も出来ますね。
今まで無観客試合は、盛り上がらないと言うマイナス面ばかり見ていましたが、そういう利点があったのは、盲点でした。
さすがIQレスラー 桜庭和志。
武藤と桜庭が作るプロレスの新しい見せ方
これが共通しての目標で、こんな非常時だからこそ普段とは違う無観客試合 ネットやTVで観る新時代のプロレスを構築していく為に、様々な事を考えているらしいです。
かつて2001年に、武藤vs馳でやった30分近いグラウンドの試合も当時は批判されましたが、今ならアリかも知れません。
桜庭の総合格闘技テクニックに、武藤がどう対応するのか?
武藤の超一流のプロレスに、桜庭がどこまで対応するのか?
他に「あっ」と驚く仕掛けが有るかも知れません。
それを表情などの細かい所まで見れるのは面白そうです。
プロレスの天才と IQレスラー
この2人が、どんな作品を作り出すのか楽しみで仕方ありません。
ここまで長々と書いておきながらカードは当日発表なので、両者が絡むかどうかも分かりませんが、全てはNOAH次第です。
NOAHさん 頼みますよ~~
武藤vs桜庭
タッグでも良いので組んで下さい!