先日オカダ・カズチカが、オールスター戦の開催を提案したのは、まだ記憶に新しい所です。
でも今は日本がこんな状況なので、オカダの呼びかけに対して明確に答えてくれる選手も団体も居ないのが現状です。
では現実問題としてオールスターの開催は、可能なんでしょうか?
新日本の木谷オーナーも オールスターには賛成しており 「やるなら夏」との案を出している。
これは勿論 夏頃までに感染者数が落ち着いて 世間が「そろそろイベントをやっても良いんじゃないか?」と言う雰囲気になってる事が、大前提の話ですが、可能であれば 夏にオールスターは、是非やって貰いたいです。
元々の予定では、今年はG1も秋にズラす予定だったし 東京五輪も来年にスライドさせる事が決まっているので、大きいイベントが無い8月頃がチャンスと言えなくも有りません。
コロナがそれまでに、落ち着いていれば時期的には、ベストだと思います。
2011年の東日本大震災の時に開催されたALL TOGTHERが、多くのプロレスファンに勇気を与えた様に、今回も多くのプロレスファンに勇気を与えられる筈です。
やるとなれば どこの団体が協力してくれるのか?
オールスターと言う名目上 新日本・全日本・NOAHのメジャー3団体の参加は、絶対条件でしょう。
この3団体に関しては、NOAHが経営難の頃に新日本が2年間に渡り 邪道や鈴木軍を派遣する等 協力体制を敷いていたにも関わらずNOAHが、新日本には内緒で、エストビー株式会社に身売りをし新体制とした事で、新日本との関係は一旦終わった経緯があります。
鈴木軍を撤退させ 現在はNOAHと距離を置いている状態なので、再び新日本と手を取り合うかは、正直分かりません。
元・NOAH所属のKENTAや金丸義信・石森太二が、新日本に居るのもNOAH側からすれば面白くないかも知れませんし・・・
メジャー3団体では、新日本×NOAH以外の組み合わせでは、関係良好なので、問題は無いと思います。
それ以外の主要団体ならば
ZERO1
みちのくプロレス
ドラゴンゲート
ドラディション(藤波も新日本と和解済)
大日本プロレス
この辺りは、メジャー3団体とも仲が悪くないので大丈夫でしょう。
大日本に関しては、新日本と微妙な時期がありましたが、関本大介もライオンズゲートに参戦した事が有るし問題無いかと。
NOAHとドラゴンゲートも過去の交流時に、NOAH側がギャラの未払いの噂がありましたが、現在は丸藤と望月がタッグを組んで団体間を行ったり来たりしているので、ここも問題無いですね。
DDTは・・・棚橋弘至vsHARASHIMAの件で、揉めた事があるし高木社長からすれば飯伏幸太を取られたとの思いも強そうなので、無理かも知れません。
この4年間くらい新日本とDDTは、一切の交流が無い状況です。
女子団体も有りなら ブシロード傘下のスターダムは間違いなく参加しますね。
余り小さい団体までカウントするとキリがないので、これ位の団体が協力出来ればオールスターと銘打っても大丈夫じゃないでしょうか。
今こそ各団体で、力を合わせ欲しい!!
こう思っているプロレスファンは、多いと思います。
過去に集合離散を繰り返してきた世界なので、難しい問題が色々あるかも知れませんが、日本がこんな危機的状況だからこそ プロレスファンに夢を見させて欲しいです。
ALL TOGTHERの時の様に、メジャー3団体の王者が、リングに並び立つ絵を想像するだけで、ワクワクします。
終戦後の日本
大震災後の日本
今まで何度も日本が落ち込んだ時に、プロレスは希望を与えてきました。
今回もまたプロレスを通じて 落ち込んでいる日本に元気を与えて欲しいです!!