新日本プロレスは、春のビッグマッチ
3/31の両国国技館大会
4/11の相模原大会の中止を決定しました。
コロナウィルスの感染拡大を防ぐ為の政府の自粛要請を受けての物ですが、一ヶ月以上も自粛期間が続くとは、当初は思いませんでした。
そろそろ選手もファンもフラストレーションが、溜まっている頃だと思います。
ニュージャパンカップに続き 両国大会までも中止になってしまうのは、ファンとしても痛いですが、さすがにしょうがありません。
興業を行なっているDDTや大日本を少し羨ましくも思いますが、その反面大丈夫なんだろうかとも思います。
NOAHも遂に、興業をスタートさせましたが、何事も無ければ良いんですがね・・・
業界内でも一部では「プロレスで勇気を」
「自粛自粛では業界が駄目になる」
「プロレスのパワーを信じている」
色々な意見が出ていますが、確かにプロレスファンにとってレスラーの戦う姿で、勇気づけられる人も多いでしょう。
でも団体側が、それなりの対策をしてると言っても 世界中でこれだけの被害を出しているコロナウィルスなので、どれも完璧な対策とは言えません。
幾ら勇気を貰っても そこから集団感染を引き起こしては、何の意味も有りませんからね。
興業会社である以上、興業を打たなきゃ収益は出ないので、会社としては本当に死活問題。 新日本の様に資金力のある大きい会社じゃなければ 一ヶ月以上の自粛は、会社が傾きかねないと言うのも分かります。
自粛ムードが、業界にとってもマイナスなのは明白なので、どうにかして一石を投じたいのも分かります。
でも やはりリスクが、高過ぎるんじゃないでしょうか。
新日本に関しては、テレビの放映権料や 動画配信など大会収益とは別の大きな収入源が有るから 体力的には他団体に比べて余裕があるんでしょうけど、プロレス会場から集団感染を起こしてしまう事こそ、業界にとって マイナスです。
新日本プロレスの長期に渡っての自粛は、業界最大手の責任感でしょうか。
かと言ってレスラーやフロント陣 ひいては、その家族達の生活を会社は、守らなきゃいけないから 小さな団体とすれば、いつまでも悠長な事を言ってられないって事なんでしょう。
何にせよ難しい問題です。
興業再開か自粛
どちらを選ぶにせよ 余りにもリスクが高過ぎです。
プロレス界は、いま最大の危機を迎えています。