この度のコロナウィルスの流行に寄り 新日本プロレスも幾つかの大会中止を余儀なくされてしまいました。
この件について木谷高明オーナーが苦言を呈している模様です。
要約すると「何で他のスポーツに習って大会を中止にするんだ!ファンへの感謝の込めて旗揚げ記念だけでも開催するべきじゃないのか? 興業を打たないにしてもワールドと言うコンテンツが有るのだから無観客試合を行って それをワールドで配信すれば良い。今こそファンに夢や希望を与えるべきだ」と言う物でした。
これには正直 反対です。
他のスポーツ うんぬんじゃなくて
今現在 大規模の興行を打つのは、選手・ファンの健康面や世間の反応等を考えて様々な面で、リスクが高過ぎます。
旗揚げ記念の内藤哲也VS高橋ヒロムが、観れないのはファンとしても物凄い残念ですが、このカードを無観客試合で組んで、お客さんの居ない所でやっちゃうのは勿体なさ過ぎます!
ワールドで観戦も良いですが、お客さんの居ないシーンとした会場で、この対決をやるのは、寂しいですよね。
やはり 然るべきタイミングで、お客さんを入れて仕切り直すのが一番だと思います。
この対決ならば内容は、保障された様な物なので実際に会場で、観戦したいと思っている人も多い筈です
このカードをならば チケット代 会場でのグッズ収入など収益面で大きな額が見込めるので、会社としても逃す手は無いかと(笑)
木谷オーナーは今回に関しては、お金の事は二の次らしいので、こんな事言う事自体ナンセンスかも知れませんけどね。
要約の最後にあった「今こそファンに夢や希望を与えるべきだ」
この部分には、プロレス会社のオーナーとしての誇りを感じました。
非日常的なファンタジーをみせるプロレスだからこそ リアルを生きているファン達にプロレスを通じて夢や希望を与える。
これが、興業としてのプロレスの本質じゃないでしょうか。
かと言って今は試合を組む事は難しいので、せっかく ワールドと言う動画配信コンテンツが有るので、今 試合を組まなくとも過去の配信されていない試合やインタビュー等の企画物の配信など出来る事は、色々あると思います。