また物議を醸し出しそうな事件が、起こりました。
棚橋弘至&飯伏幸太が、最強外人タッグGODを撃破してIWGPタッグを奪取した事で、これから いよいよ新日本もタッグ戦線に、力を入れて来るのかなのかと思っていた矢先の出来事です。
試合後に、棚橋が恒例の｢愛してま～～す！｣をやろうとした時に、背後からタイチ&ザックセイバーJr.が殴りかかってきて 棚橋と飯伏の２人をKOしてしまいました。
タイチは声高らかに、IWGPタッグ挑戦を宣言しましたが
ちょっと待て・・
これで良いのか・・・？
解説席のライガーも これには、激怒していましたが、そりゃあそうです。
棚橋の”愛してま～～す”は、会場が一番ハッピーエンドになる瞬間。
それを一瞬で、バットエンドにしたんだから
これは、とんでもない話です。
試合後のパフォーマンスをぶっ壊して
相手をKOすれば、挑戦出来ると言うのを認めちゃあ駄目だと思います。
試合後に挑戦表明してくるならまだしも 乱入行為で良いなら好き勝手やったもん勝ちです。
さすがにベビーフェイスには、こんな事を出来ないでしょうから これを好きにやれるヒールレスラーが、圧倒的に得をする事になります。
現在の新日本は、とにかく日本一層が厚いので、タイトル挑戦ともなると順番待ち状態。
その中で、チャンスをいち速く掴むには、発言・行動する事が定石ですが、それにしてもこれはルール違反でしょう。
いや そもそもヒールなんだから
ルール違反上等なんだろうけど・・・
まあ それもこれも1.5でのKENTAのデ・ハポン締め妨害からの挑戦と言う前例があったのだから
「じゃあ俺も！」となるのは、しょうがないかも知れません。
とんでもない前例を作ってくれたもんです。
今回のタイチ達の乱入行為は、誉められた物ではありませんが、彼らはヒールなのでファンがそう思う事自体が、彼らの計算通りなんでしょうね。
そして仮に、挑戦が決定したとしたら
絶対正義VS絶対悪と言う図式も より明確になったので、試合のテーマが、ハッキリしたとも言えます。
タイチ達は、ヒールながらもファンの支持率も高く それなりに人気者なので、ヒールの本分として もしかしたら最初からこれを狙っていたのかも知れません。
いずれにせよ その時が来たら
全力で、棚橋&飯伏を応援します。