2/9 大阪城ホールで行われた内藤哲也 VS KENTA
IWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタルを賭けた一戦ですが、この試合は言うまでも無く 1.5東京ドーム大会で、2冠王に輝いた内藤の試合後のマイクを乱入で台無しにした遺恨決着戦です。
乱入しただけで王座挑戦出来ると言う事実に、賛否両論あるかとは思いますが、チャンスを掴みに行く為のKENTAの行動力に関しては、当事者の内藤すら認めています。
確かにあの舞台で、内藤のデ・ハポンを邪魔できるレスラーは、そうそう居ないでしょうね。
あそこまでの乱入劇をして 次に繋がるストーリーを作ったのだから新日本は今年の上半期位は、このストーリーで引っ張るんだろうなと思っていたら 意外にも早い決着戦でしたね。
少々勿体ない気もしますが、鉄は熱い内に打てと言う事でしょうか。
本来なら内藤 VS KENTAなんて夢の対戦なのに、まさか ここまでドロドロした抗争になるとは、数年前は思いもしませんでした。
敢えて ここまでの敵対関係の図式を作り出し
初対戦の注目度を上げたのは、全てKENTAのあの乱入です。
そう考えるとKENTAの持っていき方は、旨かったんですかね。
さすが、曲がりなりにも世界を経験してきただけの事はある
自己プロデユースに長けてると言うか、SNSも駆使して自分から嫌われに行ったりと 自分の進む道を見つけて ヒール道を極めようとしているのか?とさえ思ってしまいます。
NOAH時代とは違う意味で、凄いレスラーになりました。
かつて大阪では、何をやってもブーイングだった内藤も、この日ばかりは、会場の期待を一身に背負って戦いました。
そして勝利
一か月前は、する事が出来なかったデ・ハポンの大合唱。
大阪城では、初となる大合唱をようやく出来ました。
あの乱入で台無しにされた うっぷんを晴らす事が出来ましたが、次は東京ドームでの大合唱と言う大きな目標もあります。
その前に試合後に決定した 高橋ヒロムとの一戦もあります。
今回こそは、長期政権を!!
まだまだ内藤に、休む暇はなさそうですね!