同時開催されていたワールドタッグリーグとベスト・オブ・ザ・スーパーJr.の全公式戦の日程が終了して決勝戦のカードが決まりました。
どちらの大会を主に注目していたかは、人それぞれですが、特に大きな怪我をした選手も居ない様なので、その点に関しては一安心です。
スーパーJr.決勝は、高橋ヒロムvsYOH
大スランプのYOHが、どんな結末を迎えるのか? ヒールターンを果たしたSHOがどんな立ち回りを見せるのか?
元3Kが注目されていた今年のスーパーJr.でしたが、絶不調の中の4連敗からの7連勝と絵に描いたような逆転劇を見せたYOHが決勝進出。
序盤戦はSHOが、悪の限りを尽くして連勝をしていたので、てっきりYOHはずっと連敗で最後にSHOに一矢報いる形でリーグ戦を終えると思っていましたが、まさかのSHOの後半戦失速に、吹っ切れたYOHが連勝な予想外の展開に。
直接対決でもYOHは、SHOを突破しているので序盤に連敗をしている物の文句の付けようのない決勝進出です。
王者エル·デスペラードをはじめ、石森太二、ファンタズモ、イーグルスらで混戦になりましたが、その中で抜け出したのがヒロム。
決勝戦のヒロムvsYOHは正しく今後の新日本Jr.を占う闘いになりそうです。
それにしても良くある連敗からの連勝とは言え、YOHは良くあそこから這い上がって来ましたね。
今のYOHは勝利に対して 目に見えて貪欲になっていますから、ヒロムと闘いは凄まじい一戦になると思われます。
一方のワールドタッグリーグ決勝は、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs EVIL&高橋裕次郎。
こちらも予想外の決勝戦
内藤哲也&SANADAか、タイチ&ザックが本命かと思っていたんですが、見事なまでに大外れでした(泣)
NEVER無差別6人タッグ王座を抜群の安定感で、一年間も保持していた後藤組ですがまさかタッグリーグでまで勝ち上がってくるとは思いませんでした。
EVIL組に関しては、反則介入やりまくりなので勝ち上がって当然と言えば当然なんですが、そのやり方にはヒールといえども賛否両論ありまくりですね。
NEVER6人タッグの闘いがそのまま タッグリーグ決勝に来た感じですが、後藤組が勝てばスッキリ終わるでしょうね。
でもEVIL組が無法ファイトでバッドエンドの優勝を飾るのも 数年に一回くらいならアリだとは思っています。 勿論スッキリしないどころかモヤモヤは、めっちゃ残りそうですけど。
そして決勝戦が決まる前から気になっていたのは、果たしてどちらがメインイベントになるのか?と言う点ですが、一応はダブルメインと言いつつも やはり試合順は、選手達も気にしているとは思います。
実際のメインに選ばれたのは、去年に引き続きスーパーJr.決勝戦でした。
高橋ヒロムvsYOHが、実質のメインイベントです。
ヘビー級の選手達は悔しいかも知れませんが、これは試合内容でJr.がヘビーよりも評価が高かったと言う事に他ならないので、実際に闘うヒロムとYOH以外のJr.選手達も誇っていいと思います。
最も試合内容に関して言うなら、ヘビー級の方はEVILが居る以上は試合内容は反則・介入ありまくりなのは確定なので、試合内容で勝負するレベルではないのですが・・・・
とは言ってもグチャグチャな試合になるのは確定と言っても、決勝に上がるのは初となるYOSHや裕二郎の頑張りが楽しみな部分はあります。
Jr.の方は単純に試合内容が楽しみですが、何と言っても覚醒したYOHが頂点に立つのか、ヒロムがまだまだJr.の顔は譲らないのか・・・
結局どちらの決勝戦も楽しみなんですけどね。
ヘビー級・Jr.ヘビー級両方の全出場選手の代表として決勝の舞台に立つ6選手には、頑張って最高の決勝戦を見せて貰いたいですね。