新日本プロレスは、3/1に記者会見を開き 飯伏幸太が保持するIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルの二つの王座を統一して IWGP世界ヘビー級王座を新設
飯伏vsエル·デスペラードの勝者を初代王者とする事を発表しました。
・・ちょっと待って
色んな意見があるかも知れませんが、これには大反対です。
確かに2冠統一は、王者である飯伏が2冠王になった時から口にしていた事ですが、実現するにしてもこんなに早い段階で実現するとは、夢にも思わなかったです。
内藤哲也が2冠王時代に、散々希望していたIWGPヘビーとインターコンチの防衛戦を別々に行いたいと言う希望は、何故か一度も通らなかったのに飯伏が2冠統一したいと言えば、あっという間にそれが実現してしまうなんて・・・
新日本プロレス?
菅林会長?
どんだけ飯伏が、好きなんだよ!!
レスラーとしての飯伏は、凄いと思うし好きだけど 正直この2冠統一に関しての内藤との一連のやり取りは、言ってる意味が全く分かりませんでした。
「2つとも残したいから統一する」
残したいなら統一するなよ!!って感じですよね。
ましてや初代王者決定戦を行う以上は、完全な新たなベルトなので、IWGPヘビー級もインターコンチネンタルの歴史も全てリセットされる事になります。
長年新日本ファンをやってる人は、この事態をどう思っているのでしょうか?
橋本、永田、棚橋、オカダが作って来た連続防衛記録
武藤vs高田の伝説の10.9
これらの歴史も全て 新日本の最高王座の歴史では無くなってしまいます
インターコンチネンタルにしてもそうですよね
IWGPとは違うベクトルで、中邑真輔が価値を高め 内藤や後藤洋央紀が守って来たベルトの歴史も統一という形で、無くなってしまうのは納得いきません。
「歴史を継承したい」と言ってましたが、2つの王座の歴史を継承するのなんて不可能だし 、2冠統一と言っても実質的には、2つのIWGPを廃止にして 新設王座を作るのと結局は同じ事ですからね。
そもそもIWGPはインターナショナル・レスリンググランプリの略称なのに、「世界ヘビー級」と付ける意味も分からないし・・・タイトルに「世界ヘビー級」と付いてるだけで、価値が上がった様に感じるのは事実ですが、そう言う問題じゃないです
大事な事だから2回言いました・・・みたいな感じになっちゃってます。
この2冠統一に関しては、ネット上でも案の定 反対意見が大多数でした。
もう会見まで開いて 発表したのだから今更 撤回なんて事はないでしょうが、今回の決断は多くの新日本ファンを置き去りにしている様な感じがします。
飯伏は、嫌いでは無いです
でも会社は、そんなに飯伏が好きか?と言いたい
勿論 会社の決定有っての事なので、単なる一王者である飯伏の一存では無いと思いますが、生え抜きの内藤が希望を全て無視されて冷遇される中 余所から来た飯伏の意見が、すんなり通ると言うこの理不尽な流れに、飯伏の事を嫌いになる人も増えそうで、それが少し心配です。
今回の事は大反対ですが、飯伏個人がどう思うかは自由なので、当然ながら飯伏が悪い訳ではありませんから。
問題は会社が、新日本の財産であり象徴であるIWGPの歴史を軽んじた事。
これに尽きると思います。
今からでも どうにか大逆転の展開にならないもんかな・・・・?