G1クライマックス覇者のオカダ・カズチカが、4代目IWGPヘビー級の話を持ち出して 物議を醸し出しましたが、その後の会見で更に詳しい”あの発言”の真相を語りました。
まずは封印された4代目IWGPヘビー級ベルトの贈呈を、菅林直樹会長に直談判した上で、オカダは説明を続けます。
オカダは何も4代目のベルトを貰って、IWGPヘビー級王者を名乗るつもりは無く、飯伏が帰って来るまでの間 ”ただそれを持って飯伏を待ちたい”・・・と、それだけの様です。
どう言う事かと言うと、これまではG1優勝者はアタッシュケースに入った IWGP挑戦者権利証を授与され 来年のドームまでそれを懸けてタイトル戦の様に防衛戦を行い 守り抜いた暁には、ドームで王座挑戦が出来ると言うシステムが敷かれていました。
オカダはその挑戦者権利証の代わりに、4代目IWGPを使おうと言うのです。
オカダの言い分としては「飯伏幸太との繋がる物を持っていたいので、かつて飯伏が封印した4代目IWGPのベルトを持って 飯伏幸太を待ちたい」と意図を説明。
う~~ん
何となく カッコ良くまとめてはいますが、正直意味が分からないです。
挑戦者権利証の代わりに、わざわざ封印したベルトを持ち出すと言うのは意味が無いし”モノ”なんか無くたって オカダと飯伏は、再戦と言う共通の目的がある事に間違いないと思っていたんですけどね・・・
そんな証みたいな物が必要なんだろうか?
オカダは鷹木信悟のIWGP世界ヘビーに挑戦するつもりは無く・・・あくまで挑戦するのは鷹木の方。
そんなスタンスを取っていた以上は、ベルトを代わりにすると言っても挑戦権利証自体がもうおかしいです。
鷹木に挑戦する気満々じゃないですか!!
鷹木もマジギレしちゃってるし、この問題はまだまだ終わらなさそうですね。
あまりややこしい事を言わずに、最初からドームで鷹木に挑戦してIWGP世界ヘビーを奪取する事を前提として
「第4代IWGP世界ヘビー級王者として飯伏幸太を待つ!」
これで良かったと思うんですけど。
と言うか、これなら最高にカッコ良かったのにな。
菅林会長は「ちょっと検討させてください」と即答は避けましたが、果たしてどっちの方向に転ぶんでしょうかね。
ウィル・オスプレイの問題も有るし、余り新日本がグチャグチャにならないと良いんですけど・・・