つい先日 杉浦貴を撃破し GHCナショナル王座を奪取した中嶋勝彦が、ベルトの価値を高めるべく発した言葉が「誰の挑戦でも受ける」。
王者らしく堂々とした発言です。
中嶋としては、ここで魅力のある挑戦者が現れると考えていたでしょう。
しかし中嶋にとっては、まさかの大誤算。
喰いついて来たのは、まさかの井上雅央
道着に身を包んだ井上が、挑戦状を読み上げたのです。
この様子を自宅で観ていたと言う中嶋は、挑戦受託の旨をスタッフに伝えたと言いますが、内心は「誰の挑戦でも受ける」と言った手前 引くに引けずに止むなくと言った所が、本音の様です。
ベルトの価値は、防衛戦が全てなので中嶋としては、強豪チャレンジャーを待っていたと思いますが、来たのが強豪とは程遠い井上雅央(笑)。
中嶋の発言に、まんまと乗っかかった井上の作戦勝ちとも言えるでしょう。
「やっちまった!」「まさかの雅央だよ」と中嶋は、激しく後悔しているそうですが、前言撤回なんてカッコ悪い事は出来る訳ないし ここは観念して井上の挑戦を受けるしかありませんね。
実を言うと 自分の発言の責任を取る以外にも中嶋には、井上の挑戦を受けなければならない理由があります。
去年のグローバルタッグリーグで、井上は横入り式エビ固めで、何と中嶋からフォール勝ちをしているんですよね。
中嶋としては、この汚点は何としても晴らしたい所でしょうし 色々と言いながらも井上の巧さは、認めており完全に雑魚扱いしている訳では無い様なので、そこまで井上とのタイトル戦に、不服がある訳ではないと思います。
ただ無条件に挑戦を受けるのではなく
GHCヘビー級王座の方では出来ない事。
ラダーマッチを提案しました。
現時点では、まだ正式発表はありませんが、中嶋vs井上のラダーマッチですか・・・どんな試合になるんだろう・・・?
しかし2020年にもなって まさか50歳になる井上のタイトル挑戦があるとは思いもしませんでした。
今回は挑戦状と言う古典的な方法で、王座挑戦をGETしましたが、行動力って大事なんですね。