7月11日 ニュージャパンカップ決勝戦が行われました。
全体を通して良い興行だったと思いますが、最後のEVILの裏切りに全て持って行かれた様な気がします。
オカダ・カズチカとの決勝戦 途中までは完全にオカダのペースで試合は進んでいました。
再三に渡る変形コブラクラッチで絞めあげ ショートレンジのレインメーカー2連発で、EVILを追い詰めオカダの勝利は目前かと思われた時 何故か外道と高橋裕次郎が乱入してきました。
外道がオカダの気を引くと 裕次郎がオカダにマイアミシャイン!!
これは・・・どう言う事?
オカダと因縁のある外道が、オカダの邪魔をしに来ただけなのか?それとも・・・?
この時点では、まだ何がどうなっているのか分かりませんでしたが、ここからEVILが息を吹き返し攻防を繰り返した後に、急所打ちから倒れているオカダの急所に、無慈悲なストンピングを喰らわせると 最後に必殺のEVIL!!
3カウントが入りました!
急所攻撃を容赦なく打ちこんでくるEVIL相手でも オカダならどうにかしてくれる筈・・・と思っていたのですが、バレットクラブの介入まであったのでは、さすがのオカダもどうしようもありません。
手段はどうであれEVILの目論見通り ニュージャパンカップ初優勝!
同時に内藤哲也の持つ 2冠に挑戦する事も決まりました!!
試合後に、リングに上がって来た内藤が「明日のロス・インゴベルナブレス対決 お互いに楽しもうぜ!」と言葉を贈り グータッチを要求するとEVILも拳を握り これに応じようとします。
この時点で、違和感はありました。
同じユニット内で有っても 戦う事になる相手とは、決して慣れ合わないEVILらしからぬ行為。
すると握っていた拳を解き 内藤と交わしたタッチはウルフパック!
これは・・・!?
すかさず強烈なEVILを炸裂させ 内藤を完全KOしてしまいます。
これを合図に花道から姿を現す 外道らバレットクラブの面々。
成程そう言う事か・・・全てが繋がりました。
いつからかは分かりませんが、EVILはバレットクラブと繋がっていたのです。
これには、たまらず他のロスインゴの面々も飛び込んで来て 内藤を救出しますが、ロスインゴと睨みあうEVIL。
完全なる決別 裏切り
そしてバレットクラブへの加入
全てが衝撃的な出来事でした。
一番人気のロスインゴを脱退してまで バレクラに寝返ると言う行為を行なったのは、相当な覚悟の上でだと思いますが、今後どうなるんでしょうか?
大会前には、EVILの優勝を希望していましたが、まさかバレクラに寝返るとは思ってもいなかったです。
恐らく内藤とのタイトル戦では、この日と同じ様にバレクラメンバーが総動員で、介入しに来ると思いますが、ここはロスインゴも総動員で内藤を守り 内藤vsEVILのタイマンの状況を作らないと多勢に無勢過ぎて勝負にもならないでしょう。
タイトル戦の結果は、どうなるか分かりませんが、これからはロスインゴvsバレクラの全面戦争も予想されます。
確かに面白そうですが、ロスインゴの初期メンバーであるEVILの裏切りは本当に衝撃的でした
ロスインゴのメンバーを「腐りきってる 虫唾も走る」とまで言い放ったEVIL
かつての同志との絆を全て断ち切った以上は、その覚悟を何としても見せつけ試合結果としても形を残さなければなりません。
内藤としては、こんな屈辱を味わされた以上は、EVILを叩き潰さなければなりません。
荒れに荒れるタイトルマッチになりそうです。