新日本プロレスの秋のビックマッチ。
9月4日と5日に開催されるメットライフドームの全カードが、ようやく発表されました。
一週間を切ってるのに、やっと発表とか遅すぎだよ!と思ってるのは、さておき発表された全容は……
9月4日 | |||
第1試合 | タイガーマスク R・イーグルス | vs | 高橋ヒロム BUSHI |
第2試合 | YOH | vs | SHO |
第3試合 「KOPW2021」争奪戦 | 矢野通 | vs | C・オーエンズ |
セミファイナル | オカダ・カズチカ | vs | ジェフ・コブ |
メインイベント IWGP USヘビー級 | 棚橋弘至 | vs | 飯伏幸太 |
9月5日 | |||
第1試合 | 石井智宏 オカダ・カズチカ | vs | G-O-カーン ジェフ・コブ |
第2試合 IWGPJr.タッグ | 金丸義信 E・デスペラード | vs | E・ファンタズモ 石森太二 |
第3試合 IWGPタッグ3WAY | Z・セイバーJr. タイチ | vs | SANADA 内藤哲也 YOSHI-HASHI 後藤洋央紀 |
セミファイナル IWGP Jr.ヘビー級 | R・イーグルス | vs | 高橋ヒロム |
メインイベント IWGP世界ヘビー級 | 鷹木信悟 | vs | EVIL |
両日に渡って第0試合として スターダムの提供試合が組まれていますが、そちらはまだ未発表となっています。
この決定したカードを見て思った事は、やっぱりドームクラスの会場で全5試合は少ないな…どうしてもドームならではの豪華さに欠ける部分はあります。
2日間合わせても全選手が出てる訳でもないし、主力選手すらどちらか片方にしか出ていないので、特に会場に訪れたファンからすれば物足りないんじゃないでしょうか。
そんな中にあって二日連続出場のオカダは、初日で東京ドームでも戦ったコブとの対戦ですが、二日目でも今度はタッグ対決で激突します。
なに?このエンドレスな、ジェフ·コブ地獄
あのオカダがタイトル戦でも無ければ、シングルマッチですらない普通のタッグマッチに出場すると言うのも ちょっと驚きですが、新日本としてはオカダとコブの抗争をもっと熱くしていきたいんでしょうね。
二日目のセミに組まれたのは、イーグルスvsヒロムのIWGPJr.ヘビー級選手権。
イーグルスは確かに良い選手には違いないけど、ドームでヒロムとやるには、カード的に少し弱い印象。
出来れば、ここでヒロムvsデスペラードのカードを切る事が出来れば、ドームに相応しいタイトルマッチになったのでしょうが、イーグルスへの期待も込めて・・・と言う事でしょうか?
それはそれで良いとして 今年と去年の東京ドーム2連戦の時もそうでしたが、ドームを無理矢理二回に分けて 前日に前哨戦を組むと言うのは、余り好きになれませんね。
単なる個人的願望かも知れませんが、ドームはストーリーを完結させる場所であって欲しいし、前哨戦はそれまでの会場でやって欲しいです。
無理にドームで前哨戦を組む位なら、出場できていない選手は沢山いるんだから、そんな選手達を出してあげて欲しかったですね。
3K対決やIWGPタッグ3WAY、USヘビー級選手権は、試合自体も結果に関しても普通にメチャメチャ楽しみです。
問題なのは、この2連戦を締める2日目のメインなんですが、コロナに感染してしまった鷹木の回復が間にあったので、東京ドームの時の様な前日までカード未定みたいな事態にならなくて済むので、その点は非常に良かったのです
しかし相手がEVILなので、介入・反則当たり前のグチャグチャした展開になるのは、目に見えていますからね。
そんな展開もアリでは有るんですけど、最近の新日本はバットエンドが多過ぎるので、せめてドーム大会位はマトモに終わって欲しいと言う願いはあります。
EVILが勝った場合は、やりたい放題の末の勝利でしょうし、鷹木が防衛したとしても最後は綺麗に終われるかは、微妙な所です。
「それもプロレス」と言われれば、それまでなんですが、こんな世の中が落ち込んでいる時期に開催されるビックマッチだからこそ、好きな選手が勝つ負けるは別にしても、後味の良い・・・見終わった後はハッピーな気分になれれば最高です。