6月22日 G1クライマックス開幕を控え初出場初優勝を狙う 新日本プロレスの辻陽太が、何とノアの後楽園ホール大会に現れ周囲を驚かせました。
辻の来場の目的は、同世代対決と注目されG1開幕戦で激突する清宮海斗の視察。
この行動は正直予想外でしたね。
確かに注目カードではありますが、それでも公式戦の一試合で、ここまでやるのは過去にも余り例が無かったと思います。
それだけ辻の初出場のG1に懸ける想いは強いという事で、大会を盛り上げたい一心での行動だったんでしょうね。
しかも辻はちゃんとチケットを持って入場してきたようで、この辺はL・I・Jの内藤哲也の教育でしょうか
(メンバー5人に対してチケット1枚だった疑惑もあるが)
何にせよ辻が見守る中、清宮は6人タッグ戦で最近使い出した変型タイガードライバーで見事勝利。
辻の目には、この日の清宮はどう写ったのでしょうか?
G1参戦に辺り清宮は「辻、海野、眼中にない! 俺が見てるのはSANADAだけですよ」と語っていましたが、まずは同ブロックに居る王者SANADA。そして因縁のオカダ・カズチカがターゲットと言った感じで、周囲が注目している同世代対決にはさして興味も示していない様子。
まあ同世代と言っても実績では、清宮が飛び抜けているは事実なので、新日本の新世代に清宮が興味を示さないのも分からなくはありません。
だからこその辻の行動だったんでしょう。
辻は不適に笑いながら勝者の清宮を拍手で称えたが、清宮はリング上から睨み付けリアクションを返すこと無く リングを後にした。
これは少し残念。
清宮がオカダにスカされた時と同じような事を今度は、清宮が辻にやったみたいになってますが、SNSでのやり取りではなく、せっかく辻が盛り上げる為に会場までやってきたのだから、清宮は一言でも何か返して欲しかったんですが、清宮からすれば「同世代とは言え顔じゃないよ」という感じなんでしょうか?
何度もノアの頂点の証であるGHCやN-1を獲った清宮だからこそ、同世代というだけで「一括りにされたくない」という想いはあるのかもしれません。
清宮の実績は年齢の割に素晴らしいので、清宮がそう思ったとしても不思議ではありませんが、試合が既に決まっている以上は盛り上げる事に尽力して欲しかったです。
まぁ 新日本の大会なんで、清宮には関係ない事かも知れませんが。
スルーされた形となった辻は「緑のマッチ棒くんの試合を見てきました。ひと言、言っても良いですか? 緑のマッチ棒…いや、〝きよぴくん〟はどうやらノアのアイドルのようだ。君とはまともに話す事は出来なさそうだから、わざわざここまで来てやったよ」
「残念ながら〝きよぴ〟は今、新日本で最もホットな男である俺には興味がないんだろ? せっかくG1に出るのに…。SANADA戦に向けてせいぜい頑張ってください」と言い放った。
適地視察で、挑発をかねて駆け引きをしかけてきた辻
それを意に介さず眼中に無いと言わんばかりの清宮
両者は両極端ではありますが、これが逆に試合への期待感を高めてくれまたと言えるでしょう。
G1クライマックス開幕戦から波乱の予感です!