11・2 米国AEW「AEW DYNAMITE」で、これまで長期欠場を続けていた新日本プロレスの柴田勝頼が登場し、まさかの王座挑戦が決定しました。
これはビックサプライズではありますが、同時に期待と不安が激しく入り交じるニュースです。
この日の大会では、AEWオールアトランティック王者のオレンジ・キャシディが、レイ・フェニックス、ルチャサウルスを相手に王座防衛をしたが、試合後に、PACの襲撃を受けた際にピンチに陥ってしまいます。
そこでキャシディの救出に訪れたのが、何とまさかの柴田勝頼。
柴田は2017年の欠場以降は、リングに上がってパフォーマンスをする事は、数える程しかなかったので、AEWのリングでこんなパフォーマンスをする事には、さすがに驚きました。
柴田はリングに上がると、オールアトランティック王座のベルトを指差し、これに対してキャシディは、契約書を差し出して答えます。
柴田が出てきただけでも驚きなのに、まさかの王座挑戦表明!!
柴田がこれに迷わずサインした事で、何と11・5の「AEWランペイジ」で、柴田の王座挑戦が電撃決定したのです。
柴田は好きな選手なので、出来る事なら万全の状態で復帰を望んでいたので、復帰自体は物凄く嬉しいです。
しかし そんな期待がある中で、同時に本当に大丈夫なんだろうか?という不安もあるのも事実。
何せ柴田は、2017年のオカダ・カズチカとのIWGPヘビー級王座戦後に急性硬膜下血腫と診断されて長期欠場を余儀なくされてからは、LA道場のコーチとして後進の育成に当たっていましたが、実戦からは長らく遠ざかっていた状況。
2021年には、ザック・セイバーJr.とグラップリングルールの試合
2022年には成田蓮と当初は、打撃なしのキャッチレスリングルールが予定されていながら、試合当日に通常ルールに変更し、通常のルールでの試合
この5年半の間で、2試合は行なっていますが、身体に極度の負担のかからないグラップリングルールだったり、通常ルールだったとはいえ成田との試合は、エキシビジョン的な意味合いも強い2分弱の短期決戦だったので、以後は試合を行ってこなかった柴田としては、これが本格的な復帰戦となるかも知れません。
脳に深刻なダメージを受けた柴田が、通常ルールでプロレスをするというだけでも不安はあるのに、まさかのいきなりのタイトルマッチ。
柴田は大好きな選手なので、復帰戦や王座挑戦は、非常に嬉しくはあるんですけど、その半面 再び事故が起こらないかの心配も確実に有ります。
試合をするという事は、医者からのGOサインも出た上で、会社も良く検討した結果だろうし、何より柴田本人の強い意志なのだろうから、そこはやはり応援はします。
勿論 試合をする以上は、良い試合をして欲しいし、柴田の王座戴冠をメチャメチャ期待しています。
でも一番は、無事に試合を終えてくれる事ですかね。
この試合が終わった後は、本格的な復帰を果たして新日本にも参加する事になるのか・・・今後の事に関してはまだ白紙ですが、余り無理をして欲しくないとは思うんですけど 仮に王座奪取となったら今回限りのスポット参戦とはいかないだろうから、王座奪取は柴田の本格復帰をも意味する事になります。
う~~ん
復帰して欲しい様な して欲しく無い様な・・・
王座奪取して欲しい様な して欲しく無い様な・・・
何とも複雑な気分ですね。
でも無事に試合を終えて 今後も何も無い事を大前提とするならば、柴田勝頼がリングに上がる姿を観るのは物凄く楽しみです!!
ザ・レスラーの復帰は間もなくです!