ベルトを持って姿を現せ!ヒクレオが怒りの叫び!

新日本プロレスの大阪大会で、NEVER無差別級選手権のV2戦を行う予定だった王者カール・アンダーソンですが、何と大阪大会と同日のWWE「クラウン・ジュエル」サウジアラビア大会に、アンダーソンが参戦する事が報道された事が、大きな波紋を呼んでいました。

日本とサウジアラビアでは時差は6時間ですが、フライトに約10時間かかるので、どう考えても ダブルヘッダーは無理なので、アンダーソンは果たしてどちらの大会に出るのか、その去就が注目されていた訳ですが・・・アンダーソンのマネージメントをしているドク・ギャローズから その件についてSNSを通じてコメントがありました。

 

「新日本プロレスはアンダーソンが、11月5日の防衛戦が予定している事を私達に伝えなかったので、ダブルブッキングになった」と説明した。

当のアンダーソンは「新日本プロレスが我々の為にしてくれた事を愛している。しかし私は史上最高のNEVER無差別級王者だ。11月5日には行けない。我々が行く時に行く。王座防衛に時が来たら行くだろう」

と新日本に対しての感謝を示しつつも 今回はWWEを優先する事を表明。

 

一応アンダーソン側からのコメントは有りましたが、新日本からは未だに何の発表も無いので、ギャローズの説明が全て真実かどうかは、現時点では分かりません。

新日本の方は、アンダーソンの参戦発表を今月の頭にはしていたので、新日本の方が先にオファーをかけていた様な気もしますが、もちろん水面下でWWEとの話が先にまとまっていた可能性もあります。

 

新日本に落ち度があるのなら、結果的にダブルブッキングになった末の欠場は仕方が無い事ですが、もしそうでないのならアンダーソンは王座剥奪になってもおかしく無い不祥事

個人的には、アンダーソンが新日本とWWEの両方の参戦を視野に入れつつ、今回は新日本の参戦が決まっていながら条件の良いWWEの方を優先した・・・そんな気がしないでも有りません。勿論 個人的な憶測です。

真実が明らかになる事を願うばかりですが、他団体を優先して新日本欠場となったら 当然面白くないのは、新日本の選手達

そして今回NEVERに挑戦する事が決まっていた ヒクレオがその最もたる一人でしょうね。

 

ヒクレオからすれば、バレットクラブを脱退して兄達とともに新たな闘いに乗り出し、ここでNEVERを獲る事が出来れば、大ブレイクへのキッカケになるであろう事は明白だったので、この一戦に懸けていたヒクレオの想いは、かなりの物だった筈。

その一戦が消滅とあっては、ヒクレオからすれば当然納得はいかないと思います。

 

「コケにしやがって。何をバカげた選択をしてやがるんだ。お前の〝ホーム〟はこっちだったんじゃないのか?」と王者を糾弾。

確かにヒクレオの言う事は一理あります。

アンダーソンは、WWEからリリースされた後に、新日本復帰を幾度となくアピールしていて、ようやく念願適ったと言うのに、王者でありながら今更WWEを優先したのでは、ヒクレオが怒るのも当たり前。

「結局アイツは俺にビビッてるんじゃないのか? 俺だけじゃなく、2人の兄貴にもな。逃げるんじゃないぞ、小心者」

 

フリーであるアンダーソンに、契約の縛りは無いので選択の自由があるのも当然の権利ですが、同時に新日本の王者である以上は「王者としての責任」も確かに存在します。

アンダーソンがクラウン・ジュエル参戦を決めた時点で、新日本大阪大会のオファーが本当にまだ来ていなかったのだとしたら、この事態も止む無しなので そこの真実だけはどうにか明かして欲しいとも思います。

 

果たして本当に、アンダーソンは来日しないのか?

出来るなら、これがファン全てを欺いた アングルである事を願っています。

 

現時点ではまだ何とも言えませんが、ヒクレオは「俺は大阪で試合開始のゴングが鳴るまで待っててやるから、ベルトを持って姿を現せ!」と怒りの通告

 

これにアンダーソンは、どう応えるのか?

 

いったい大阪大会は、どうなってしまうのか?