US王者オスプレイとオメガの次は?

現在 新日本のプロレスの中心選手の一人で、内外で話題を集め 世界的な評価も高いIWGP USヘビー級王者のウィル・オスプレイですが、デビッド・フィンレーの挑戦を退け、2度目の防衛に成功し、相変わらずの安定した強さを見せています。

常に追われる立場の王者に休む暇はなく、次の挑戦者として試合後のリングに現れた内藤哲也とザック・セイバーJr.が、英国大会で挑戦者決定戦を行う事も既に決定済。

 

このクラスの選手とのタイトルマッチ連戦は、激戦続きになりそうなので、身体を休めて、コンディションを整える暇も無さそうですが、オスプレイに止まる気配はありません。

そんな中で、オスプレイには一つのビジョンが浮かんでいるようです。

 

それが日本国内でのケニー・オメガとの対戦です。

 

オメガとは、8月にAEW世界6人タッグ王座決定トーナメントで、対戦が実現していますが、この2人は以前からお互いに挑発をしていた〝天敵〟とも言える間柄。

オメガの新日本時代は、オスプレイはJr.ヘビー級だったので、そこまで深い関わりはありませんでしたが、オメガが新日本を去った後に、ヘビー級転向を果たし あっという間に新日本のトップグループに駆け上がって来たので、オメガとしても海の向こうからオスプレイの事を意識せずにいられなかったのでしょう。

それはオスプレイも同じ事で、オスプレイが初来日を果たすよりも前に、オメガはIWGPJr.ヘビー級王者に輝き、初来日のオスプレイとほぼ入れ替わる形で、ヘビー級に転向して頭角を現しユニットを率いる存在として新日本の中心選手になったオメガは、現在のオスプレイとほぼほぼ同じ様な道を辿っている選手。

これは双方に意識をするなと言うのが、無理な話でしょう。

これまで何度もお互いに、口激をしていた事もあります。

 

そんな事もあってオメガとオスプレイの対決には、大きな注目が集まっているのですが、オスプレイの狙いは対戦実現はもちろんの事 オメガを日本に引きずり出す事。

 

「ケニーも今トラブルがあって謹慎中の様だから、確定的な事を言うのはまだ早すぎると思う。でも自分としてはAEWでこれ以上やるのは、もしかしたら違うのかなと。もし、これから発展していくなら、ケニーがかつて戦っていた、そして俺が今いる新日本のリングでやるべきだろうと思っている」と新日本での対戦実現の希望がある事を明かした。

 

この対戦が実現すれば、世界中の注目の一戦になる事は間違いありません。

そして その舞台が日本だとすると、日本のプロレスファンとしては、嬉しい限り。

 

現時点では、オメガの来日も対戦実現に関しても 何も発表はされていませんが、もし実現するとなったら それに相応しい舞台は来年の1・4東京ドームしかないでしょう。

ドームのメインでも良い位の豪華カードですが(多分セミだろうけど)試合順はさておき オメガvsオスプレイは、是非見てみたいドリームカード。

新日本プロレスとAEWには本当に実現に向けた交渉を期待しています。