まさかの大波乱!オカダ敗れる!!

8.7新日本プロレス 大阪府立体育会館大会で、行なわれた真夏の祭典「G1クライマックス」ですが、メインイベントで行われたAブロック公式戦で、前年度覇者オカダ・カズチカが、ジョナにまさかの敗北を喫する大波乱が起こりました。

 

ここまでオカダは、無敗の3連勝

対するジョナは、2勝1敗

今大会の勢いだけで見ても 王座を失ったとはいえ安定感抜群のオカダは、Aブロック突破の第一候補だったと思います。 この試合に関しても まぁ普通に考えて殆どの人が、オカダの勝利を予想していた人が多かったでしょうね。

 

僕もオカダの勝利だと思っていましたが、只ひとつ懸念だったのは、ジョナの必殺技 トーピード(ダイビングボディープレス)がもし決まれば 例えオカダと言えどもハネ返せるんだろうか?と言う心配は、確かにありました。

何せジョナは、160Kgのスーパーヘビー級。

160Kgのジョナが、コーナーから飛んで来る 必殺のトーピードは、あのジェフ・コブをも1発で、フォールしているのだから その破壊力に疑いの余地は無いでしょう。

それだけにトーピードさえ決まれば、ジョナにも充分に勝機があるとは思っていましたが、まさかそれが現実の物になるとは・・・

 

苦労しながらもジョナを持ち上げる事にも成功して、確かに試合のペースはオカダが掴んでいました。 勝利は目前かと思われていた矢先に、ミサイルキックをそのままパワーボムに切り返された所が、勝負の分かれ目だったでしょうか。

そこから豪快なブラックフォレストボムで叩きつけられ、最後は必殺のトーピードが完全に決まり、オカダは文句無しの3カウントを奪われてしまいまったのです。

 

ジョナの最後の畳み掛けは、とにかく早く そして圧巻でした。

ジョナの完勝。

まさか オカダがここまでダメージを負って敗れるとは・・・試合後にノーコメントだったのが、この試合のダメージを物語っています。

 

初戦で、矢野通に敗れたのが、まるで嘘かの様な、覚醒っぷりでした。

この試合の結果で、ジョナは日本マット界においても 一つのステータスを築いたと言えるでしょう。

公式戦での2点という得点以上の 大きな物を今回の勝利で、ジョナは得たと思います。

 

Aブロックのオカダの独走をストップさせたのは、G1を楽しむという意味でも大きな出来事でしたが、残りのリーグ戦 ジョナがどう立ち回るかが、非常に楽しみになってきました。

オカダに勝ったと言う事は、他のどの選手に勝ってもおかしくないと言う事なので、ここから先のジョナの公式戦の一つ一つが、G1後半戦で重要になってきます。

 

台風の目となったジョナの存在は、残りの星取にどう影響してくるか?

このG1まだまだ どうなるか分かりません!