6.26 遂に開かれた禁断の扉 新日本プロレスとAEWの合同興行「Forbiden Door」
メインイベントで行われたAEW暫定世界王座戦、棚橋弘至vsジョン・モクスリーの一戦は、流血戦の末に棚橋は惜しくも モクスリーに敗れさり王座奪取とはなりませんでした。
モクスリー必殺のパラダイムシフトを ツイスト&シャウトで切り返し、盟友・飯伏幸太の想いを込めたかの様なカミゴェを決めた場面は、棚橋勝利の予感でしたが、続くハイフライアタックからのトドメのハイフライフローのカバーが遅れてしまった事が、勝負の分かれ目となってしまいました。
フォールを返された棚橋は、そこから反撃を許しスリーパーホールドで絞めあげられると 再度のパラダイムシフトで、遂に撃沈。
暫定王者に輝いたのは、モクスリーでした。
残念
暫定王者決定戦とは言え、ここで勝てばCMパンクに辿りつき もしかしたらAEW世界王者になる事が出来たかも知れないので、今回の敗戦は残念でしかありません。
新日本内の王座と違って AEWの王座なので、次にチャンスが巡って来る保証は何処にも無く、これが最初で最後のチャンスだったかも知れないだけに、非常に残念です。
IWGP USヘビー級王座を失い そちらに一区切りを付けた上で、AEW世界王座に狙いを定めていただけに、この試合で敗れてしまった棚橋は、果たしてどこに向かうのか?
このモクスリー戦は完全復活への足がかりとしようとしていた試合で、実績を積むどころか結局 敗れてしまったと言う事は、棚橋の今後に大きく影を落としかねません。
棚橋には、今すぐにでもIWGP世界ヘビー級に照準を絞って欲しいとは思っていたんですけど、USヘビー級王座を失い、AEW世界ヘビー級暫定王座決定戦にも敗れてしまった現状では、IWGPに今直ぐに挑戦と言うのも難しいでしょう。
残念な結果に終わってしまった棚橋ですが、ここで諦めずに次のチャンスを掴み取って欲しいですね。
最短ルートは、間もなくG1クライマックスが開幕するので、そこで好成績を残せば王座挑戦の道も見えて来るでしょう。
優勝すれば王座挑戦は確実でしょうが、準優勝・・・もしくは現王者のジェイ・ホワイトに勝てば挑戦の可能性は高いです。
ジェイは別ブロックなので公式戦での対戦はありませんが、ジェイが勝ちあがってくる前提で話をすると 棚橋の方も激戦区であるCブロックを勝ちぬき決勝トーナメントに進出する事が、最低条件になってくるので、なかなか難しい条件ではありますが、再び新日本の最高峰の座を掴み取るのなら、やるしかありません。
棚橋の浮上はあるのか?
いや浮上して欲しい!!
そして可能であるなら AEW世界王座を懸けるかどうかは別としても、モクスリーとの再戦は望みたい所です。
出来る事なら今度は、棚橋のホームである日本で。
その闘いにIWGP世界ヘビー級が懸けられていたなら言う事は無いんですが・・・